初心者必見!液体肥料と活力液を混ぜる時の注意点

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はじめに

植物の生育期には肥料と活力液の両方が役立ちます。ハイポネックスは主に成長を促進する三大栄養素、リキダスは植物のストレス緩和や養分の吸収促進といった役割です。

なぜ「混ぜるな危険」と言われるのか

原液同士を混ぜると、リン酸(ハイポネックス)とカルシウム(リキダス)が反応し「リン酸カルシウム」となって固まり、養分が植物に吸収されなくなります。この状態ではせっかくの肥料や活力液の効果が十分に発揮されません。

正しい使い方・混ぜ方の手順

  1. まず規定量の水を用意し、最初にリキダスを投入してしっかり混ぜます。
  2. その後、ハイポネックス原液を加えてよく攪拌します。
  3. もしさらに他の液体肥料を加える場合も、必ず水で十分希釈してから混ぜます。

希釈液同士を混ぜるのがポイント

原液同士を直接混ぜないことが重要で、希釈した状態なら化学反応が起きにくいため比較的安全です。

使用時の注意点

  • 混ぜた希釈液はその日のうちに使い切ること。長期保存は化学反応や成分変質の可能性が高まります。
  • 異なるメーカーの肥料・活力液は成分表と推奨情報を事前に確認すること。化学反応で有害物質が生じる場合もあるので注意が必要です。
  • メネデールなど、一部製品には「混ぜないでください」と明記されています。その指示は必ず守ること。

よくある質問Q&A

質問回答
どちらを先に混ぜる?先に活力液(リキダス)を水で希釈、その後肥料(ハイポネックス)を混ぜる
原液の混合は?厳禁。必ず希釈してから
希釈液の保存は?NG。すぐ使うこと
異なるメーカーは?基本混合NG。成分表・メーカー推奨を確認

参考文献(出典)

  • 観葉植物の活力剤・栄養剤・肥料の違い|効果的なタイミング
  • ハイポネックスとリキダスを混ぜる時の失敗しない方法
  • リキダスとハイポネックスを混ぜると固まる? 正しい混ぜ方
  • 液体肥料を混合するときに気を付けること
  • 【ハイポネックス液肥とリキダス】混ぜて与える!手間なしで
  • 活力剤と液体肥料の違い!目的別の使い方&効果的な活用法
  • 観葉植物の活力剤・栄養剤|タイミングと使い方