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夏にこそ来年のイチゴ苗の準備

庭づくり

毎日暑くて庭に出るのも億劫になりますね。でも、こんなときこそ準備が大切です。春にたくさん実をつけてくれたイチゴの株たち。来春も食べられたら嬉しいですね。そのためには子株を育てる必要があります。水やりついでにできることを毎日少しずつ頑張って、来春にも美味しいイチゴをいただきましょう!!

イチゴ苗の準備をしよう!!

どんどん伸びるイチゴ苗のランナー。親株から蔓(つる)のようなものがビヨーンと伸びて赤ちゃん株(葉っぱ)が出てきてら、新しい株を作るチャンス!!どのように育てればいいのか、詳しくお伝えいたします。

【あらかじめできること】事前準備はポットと土の準備、それと・・・

土を入れるビニールの育苗ポットやプラスチックの植木鉢を準備し、中に培養土を入れます。ポットのサイズは3号(直径9cmぐらい)、培養土はポットの8分目ぐらいまで入れてください。有機肥料を入れるならば培養土によく混ぜてからポットに入れます。そしてU字ピンは、赤ちゃん株を土にくっつけるために必要です。ワイヤーを曲げたものでOKです。市販(プラスチック製)のものもあります。

【あらかじめできること2】次郎(孫株)から下の子を選ぼう

親株から伸びてはじめの赤ちゃん株(太郎改め子株)は、親の病気などを引き継ぐ事が多いと言われています。そのため太郎から更に伸びた2番目の次郎(孫株)3番目の三郎(ひ孫株)ー以下省略ーを育てます。いちご農家さんは三郎(ひ孫株)以降のものを育てるそうです。私は次郎も育てようと思います。

【当日はここからでOK】土を濡らしておく

培養土に水をかけて土を濡らしておきます。いちごの赤ちゃん株を傷つけないようにあらかじめ濡らしておくほうが良いと思います。

【フィニッシュ!】Uピンで赤ちゃん株の根本を土にくっつける

ランナーが伸びてきた元の方(赤ちゃん株の根本[※ここ])をポットの土の上に乗せます。Uピンはランナー[※ここ2]を抑えるように土に刺して固定します。ランナーは傷つけないように、葉っぱが生えている根本は土の中に埋めないように注意します。固定したらシャワーでやさしく土に水をかけて、赤ちゃん株の根本と土を密着させます。

根付いてくれたら肥料も忘れずに

土の表面が乾いたら水をたっぷりやさしくかけましょう。時間帯は秋までなら朝早くがおすすめです。冬はなるべく昼前がおすすめです。目安はポットのふちギリギリまで入れて〜水が引く、を3回繰り返します。1ヶ月もすると根付いてくる(個体差があります)ので、Uピンを外しても大丈夫。2週間に1回ほど液体肥料をあげましょう。水やりの最後を液体肥料にするとよいでしょう。

秋の植え替えや管理などはまた次回にご紹介いたします。

まとめ

知らないうちにお庭に根付いた子が一番強い説もありますが・・・ベランダやプランターで育てるときはいつでも移動できるようにポット苗を作って準備しておくのがベターかな、と思います。春に収穫した苗から伸びたランナーで、来年も美味しいいちごを楽しみましょう!

  • 事前準備はポットと土とU字ピンの準備
  • どの子を育てようか決めておく(次郎、三郎、それ以降の子にする)
  • 土を濡らしておく
  • Uピンで赤ちゃん株の根本を土にくっつけ、シャワーでやさしく水をかけて赤ちゃん株の根本と土を密着させる
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