昨年植えた原種チューリップ。春には可愛い花を咲かせてくれました。
夏の間は水やりを控え、11月頃から徐々にしっかりめの水やりを再開。ところが、1ヶ月経っても芽が出てきません。鉢の土も、なんとなく硬そうです。
原種チューリップは、植えっぱなしでも毎年芽を出してくれると言われていますが、やはり気になります。思い切って一度掘り返し、球根の状態を確認してみることにしました。
昨年植えた原種チューリップの鉢植え

こちらが原種チューリップを植えていた鉢です。
表面を見るだけでも、土が締まっているように見えます。もしかすると、これが原因かもしれません。
「球根、ちゃんと残っているかな…」と少し不安になりながら、山菜掘りを使って掘り起こします。
掘り起こしてみます

鉢の内側に沿って、山菜掘りを真下にグサッと刺し、引き抜く作業を繰り返して一周します。
その後、鉢を倒して土を出すと、ゴロゴロと球根が出てきました。

よかった〜、ちゃんと残っていた!
…と安心したのも束の間でした。
球根の状態をチェック

取り出した球根を触ってみると、柔らかくプニプニしたものがあります。
この感触は、残念ながら腐敗している球根です。全体の半分ほどは、すでに傷んでいました。
一方で、しっかりと硬さのある球根もあり、少しホッとします。
まだ望みはありそうです。
土はリサイクルして植え戻します

土がかなり硬くなっていたので、簡単に土壌改良をすることにしました。
鉢から出した土に、以下の資材を大きくひとつかみずつ混ぜます。
- 腐葉土
- もみ殻くん炭
- ゼオライト
さらに、肥料と殺虫剤をそれぞれ「ひとつまみ」ほど加えて、よく混ぜ合わせます。
鉢底石はそのまま再利用しました。
改良した土を鉢に戻し、原種チューリップの球根を植えます。
植え付けの深さは、球根の高さと同じくらいの土がかぶる程度にしました。
水やりをします

植え付け後は、鉢全体に水を回しかけます。
水が引くのを待って、また回しかける、という作業を3回ほど繰り返します。鉢底穴からきれいな水が流れ出てくればOKです。
芽が出るまでは、土が完全に乾き切る前に水やりをしたほうが安心かなと思っています。
目安としては、球根の頭があるあたりの地表2〜3cmほどが乾いたら水やり、というペースで様子を見ることにしました。
まとめ
今回、原種チューリップの芽がなかなか出てこなかったため、球根を掘り起こして確認してみました。
結果として、半分ほどの球根は腐敗していましたが、硬くて元気そうな球根も残っていました。
芽が出なかった原因として考えられるのは、
- 鉢の土が締まり、通気性・排水性が落ちていたこと
- 夏越し後の水管理や土の状態が、球根に負担をかけていた可能性
今回は土をリサイクルしつつ、簡単な土壌改良を行って植え戻しました。
原種チューリップは丈夫と言われますが、「植えっぱなし」でも、ときどき様子を見ることの大切さを改めて感じました。
このあと無事に芽を出して、また可愛い花を見せてくれることを願っています。
参考(出典)
- 原種チューリップの育て方に関する園芸専門サイト・園芸書
- 球根植物の腐敗原因と排水性についての一般的な園芸情報
- 鉢植え球根の土壌改良・土の再利用方法に関するガーデニング解説

