先日、我が家のいちじく(ドーフィン)が完熟し、とても美味しくいただきました。これから次々と実が色づきそうで楽しみなのですが…同時に心配なのが「鳥害」です。
せっかく丹精込めて育てた果実を、収穫直前に鳥に食べられてしまったら本当に残念ですよね。そんな時に頼りになるのが「防鳥ネット」です。

防鳥ネットを選んだ理由
- 益虫は出入りでき、すでに入り込んでいる害虫は外へ逃がせる工夫ができる。
- 網目サイズ(約20mm×20mm)は、鳥やバッタ程度を防ぎつつ通気性も確保できる。
- 実際に多くの農家や家庭菜園でも、この程度の網目サイズが「鳥害防止」と「虫とのバランス」の両面で使われています。
購入できる店舗と選び方
- 園芸店:小さなサイズから大きなものまで種類が豊富。大きな果樹には園芸店での購入がおすすめ。
- 100円ショップ:鉢植えや樹高1m前後の果樹には、2m×2mサイズがちょうど良く、コスパも抜群。
我が家のいちじく(樹高約1.2m・株幅約1.3m)には、ダイソーの防鳥ネットを使いました。実際に東京都内の家庭菜園でも、100円ショップのネットと支柱で簡易的に対策し、十分な効果を得られた例があるそうです。

ダイソー『防鳥ネット』の詳細
- 価格:税込110円(100円商品)
- サイズ:約2m×2m(6.56ft×6.56ft)
- 網目:20mm×20mm(0.78in×0.78in)
- 特徴:伸縮性があり、枝葉に自然にフィットしやすいタイプ
取り付け方

- ネットを広げる
- 全体にかぶせる
- 風で飛ばないよう、必要に応じてヒモや支柱で固定する
我が家の場合は支柱があったので、枝葉に自然に絡まり、ヒモを使わなくても安定しました。
設置と注意点
- 下の方が空いていると小鳥が入る場合があります。隙間ができないように設置するのが基本。
- 特にヒヨドリやカラスは隙間を見つけて侵入する知恵者。隙間対策を意識すると安心です。
- 果実全体を覆うのが理想ですが、作業の負担も考慮しつつ「被害の程度に応じて調整」するのが長続きのコツです。
私自身、今回は「とりあえず上からの侵入を防げれば良いかな」という軽い気持ちで設置しました。甘い考えかもしれませんが、まずは試して、実際の効果をまた報告したいと思います。
参考・根拠
- 奈良県果樹栽培マニュアル:収穫期には園全体を防鳥ネットで覆うことが推奨されています。
- 農家や家庭菜園の事例:ネット導入によって被害ゼロを達成したケースや、低コストで十分な効果を得られた報告があります。
- 設置のポイント:特に隙間対策が重要。完熟果実を守るには、ネットのズレ防止や定期的な見回りが効果的です。