植物を元気に育てるうえで欠かせない「水やり」。
シンプルな作業ですが、季節や環境によって適切な量やタイミングは大きく変わります。
まずは植物や土の状態をよく観察し、その時期に合った水やりをすることが、丈夫で美しい株に育てるポイントです。
季節ごとの水やり頻度とおすすめの時間帯
水やりの回数は環境(地植え/鉢/プランター)、湿度、気温で大きく変わります。
秋は気温の変化が大きいため、「初秋(9〜10月)」と「晩秋(11月)」に分けて記載しています。
| 季節 | 地植え | 鉢植え(8号鉢) | プランター(65cm・12L) | おすすめ時間帯 |
|---|---|---|---|---|
| 春 | 月1〜2回(新苗はやや多め) | 2日に1回〜毎日 | 2日に1回〜毎日 | 朝(気温が上がる前) |
| 夏 | 必要に応じて朝夕1〜2回 | 朝夕2回 | 朝夕2回 | 朝早く(5〜8時) / 日中は避ける/ 夕方(涼しくなってから) |
| 初秋(9〜10月) | 2〜3日に1回 | 1〜2日に1回 | 1〜2日に1回 | 朝(暑い日は夕方も可) |
| 晩秋(11月) | 週1〜2回程度 | 2〜3日に1回 | 2〜3日に1回 | 暖かい日の午前中(冷え込みが強い朝晩は避ける) |
| 冬 | ほとんど不要、週1〜2回程度 | 週1〜2回 | 週1〜2回 | 気温が最も高い昼前(凍結防止のため) |
気温が高い時期は蒸散が増え、土が乾きやすくなります。逆に晩秋〜冬は乾きにくいため、根腐れに注意しながら控えめに与えるのがポイントです。
土の乾き具合の確認方法
水やりの基本は「乾いたらたっぷり」。
表面ではなく5〜10cmほど下の土を確認するのが大切です。
- 割り箸を使ってチェック(数時間挿して、湿り気を確認)
- 土壌水分チェッカー(例:サスティー)で色や数値を確認
内部の水分を把握することで、根腐れや乾燥ストレスを防ぐことができます。
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まとめ
- 季節・環境に合わせた頻度と時間帯を意識する
- 土の内部の乾燥具合を確認してから与える
- 乾いたらたっぷり、が基本
- 夏は朝夕、冬は昼前後など、季節によって時間帯は大きく変わる
水やりは植物の健康を守る大切な作業です。
季節ごとの特徴を押さえて、失敗しない水やり習慣を身につけましょう。

