にんじん『ピッコロ』のかわいい双葉が、種まきから約1週間で顔を出しました。水やりを丁寧に続けてあげたおかげで、発芽してくれて本当に嬉しい瞬間です。
次の作業として「土寄せ(つちよせ)」を早めにしておくと、その後の生育が安定します。
土寄せとは?

「土寄せ」とは、芽のまわりへ軽く土を寄せてあげる作業です。
発芽したばかりの芽は水やりで倒れやすいですが、これはニンジンが「好光性種子(こうこうせいしゅし)」、つまり光を感じて発芽する特性を持ち、種まきではとても薄く土をかけているためです。yasaizukuri+1
やり方:
- 指先で芽の根元に軽く土を寄せます。
- 芽全体が土で隠れないよう、中心部分にはかぶせすぎないよう注意します。
これにより、芽はまっすぐ立ち倒れにくくなります。万が一、水やりで少し倒れても土寄せしてあるとすぐ起き上がってくれます。note+1
発芽後の水やり
- 土の表面が乾いたタイミングで底穴から水が流れる程度にしっかり水やりします。双葉が倒れないように発芽したところの周りにやさしく水やりします。
- 特に真夏など乾燥しやすい時期は朝夕の涼しい時間帯に水やりを行うのがおすすめです。
- 涼しくなってきたら、水やりのタイミングは特に注意します。
次のステップ
次回は、本葉が2枚になったら、1.5㎝間隔を目安に間引きと土寄せをします。最終的には本葉4〜5枚ごろに3〜5cmくらいの間隔に再び間引きします。
まとめ
- 発芽後「土寄せ」を行いました。
- 土寄せで倒れにくい芽になります。
- 本葉が出たら、間引きと土寄せを繰り返し、最終的に本葉4〜5枚ごろには3〜5㎝位の間隔に間引きします。