秋の寄せ植え風寄せ鉢やってみた

草花

シュウメイギクとペニセタム

シュウメイギクを購入しました。本当は庭に地植えしようと思ったのですが、植える場所がなかなか決まらず…。
寄せ植えにして楽しむにしても、解体するときに株を傷めてしまったら嫌だなと思い、少し悩みました。

そういえば、大きな素焼き鉢があったはず。これを利用して、一回り大きい鉢に植え替えた植物を並べれば「なんちゃって寄せ植え」になるのでは?とひらめきました。

今回は「絶対に枯らしたくない!」ということで、高級培養土を使用。さらに排水性を高めるために、軽石とベラボンをブレンド。元肥と害虫予防剤も忘れずに入れました。

ペニセタムは2つ手元にありましたが、今回は穂がかわいい『リトルバニー』を採用。

植え替え作業

いざ植え替えです。…しかしシュウメイギクの根の育ちが思ったより良くなく、予定していた5号鉢では大きすぎることが判明。ひと回り小さい4号ロング鉢に変更しました。

一方リトルバニーは元気すぎて、お店で根を切られたらしく、鉢からなかなか抜けず苦戦。こちらは5号ロング鉢にしました。

4号ロング(CSM-120L)
  • 外径:約12.0cm
  • 高さ:約13.6cm
  • 底径:約9.2cm
  • 容量:約1.3L
5号ロング(CSM-150L)
  • 外径:約15.0cm
  • 高さ:約17.0cm
  • 底径:約11.0cm
  • 容量:約1.9L
通常5号
  • 直径(外径):約15cm
  • 高さ:約12.5cm
  • 土容量:1.2~1.4L程度
直径は、1号につき約3㎝です。ロングの直径と高さの比率は1.1〜1.4です。スラッとした印象になり、根がまっすぐ長く伸びるものに使います。水を切らしたくない植物にも使うことが多いです。通常鉢は直径と高さの比率が0.8〜0.9となり、ずんぐりむっくりな安定した印象になります。

大きな素焼き鉢は深さがありすぎるので、底に大粒ベラボンと小さな素焼き鉢を入れて高さ調整。通気性と排水性を狙っています。そこへ軽石もプラス。

高さをそろえて並べてみると、寄せ植えっぽい雰囲気が出てきました。

ここで一工夫

シュウメイギクは5号鉢をカバーとして使い、安定感を出すつもりでしたが…うまく固定できず。しかも軽石がもうありません。園芸あるあるに直面です。

代わりに使えるものを探してみると、バーク堆肥が。フカフカしつつ、鉢も安定。隙間をバーク堆肥で埋め、表面をベラボンでカバーすると、見た目も整いました。

ここでシュウメイギク2鉢の株間の空間が気になりますが、一旦保留に。

完成までの道のり

庭に寄せ植え風のシュウメイギクとリトルバニー、隣にはドワーフを単鉢で添えて秋らしい雰囲気に。いい感じでとりあえず完成…と思ったのですが、やっぱり欲が出てきました。

玄関に置いてみたら、これがまたいい感じ。ところが今度は「空間がちょっと寂しいな」と気になってしまい、さらにロータスの『コットンキャンディ』を追加で植えることに。

ウサギのタグは可愛かったので飾ることにしました。ついに完成です!

おわりに

お花屋さんの寄せ植えのように、草花をたくさん組み合わせるのはまだ苦手。すぐに枯らしてしまうので、今回は少なめで控えめな仕上げにしました。いつかきちんと寄せ植えを習ってみたいと思っています。

まとめ

  • シュウメイギクを植える場所に悩み、大きな素焼き鉢で「寄せ鉢風寄せ植え」をやってみた
  • 高級培養土+軽石+ベラボン+元肥+害虫予防剤で環境を整備
  • 資材不足を「バーク堆肥」で解決し、安定感と見た目を確保
  • 庭に並べてから玄関へ移動 → 空間が気になりロータス『コットンキャンディ』を追加
  • ドワーフも添えて、少ない株数でも秋らしい雰囲気を楽しめる寄せ植えに

試行錯誤の連続でしたが、欲を出しながら少しずつ形になっていく過程が楽しかったです。

参考・出典