今年の夏も本当に暑いですね。日中庭に出ると「溶けてしまう!」と思うほどですが、それでも家庭菜園の水やりは欠かせません。暑さに負けそうな日でも、庭に自分の好きな野菜があると、外に出るきっかけになります。
私は5月に夏野菜を植え付け、毎日楽しみながら世話をしています。この記事では、初心者でも育てやすい夏野菜(ミニトマト・オクラ・アスパラガス)と水やりのコツをご紹介します。
初心者におすすめの夏野菜
1. ミニトマトの育て方



ミニトマトは家庭菜園の定番。病気に強く、初心者でも収穫しやすい野菜です。
- 栽培方法:プランターでもOK(土は12Lにつき1株がオススメ)つる性植物なので、支柱が必要です
- 水やりの目安:3日間で約3L必要。朝夕たっぷり与えると実つきが良くなります
- ポイント:
- バジルを一緒に植えると水分のバランスが保ちやすい
- 水やりを控えると実割れしやすいので、初心者は毎日水やりがおすすめ
- 手入れ:脇芽欠きを忘れずに。1週間〜10日に1回の液肥も効果的です



- 病害虫対策:
- 冷害による下の方の葉のみの斑点(色は黒や白)は、放置して大丈夫
- うどんこ病、葉カビ病、黄化葉巻病に注意し、見つけたら葉をちぎって取り除く
- 苗植え時にオルトランなどを土に混ぜ込むと予防効果あり(適用害虫は必ずチェック)
- 乳酸菌や納豆菌、市販の病害虫スプレーを葉の両面に散布するのも効果的
- 散布は夕方、雨が降らない日を選ぶと◎
スーパーでは味わえない「完熟ミニトマト」の甘さは格別ですよ!
2. オクラの育て方





オクラは夏から秋まで長く収穫できる、コスパの良い野菜です。
- 栽培方法:地植えがおすすめ
- 植え付け:ホームセンターで購入できるポット苗(3〜4本入り)をそのまま植えると、互いに支え合って育ち、処分時も抜きやすい
- 収穫時期:6月〜11月まで
- 水やり:基本的には雨任せでも育ちますが、毎日朝夕の水やりで元気に育ちます
- 病害虫対策:
- 特にハマキムシ・アブラムシ・ヨトウムシに注意、見つけたらすぐ捕殺
- 苗植え時にオルトランなどを土に混ぜ込むと予防効果あり(適用害虫は必ずチェック)
- 乳酸菌や納豆菌、市販の病害虫スプレーを葉の両面に散布するのも効果的
- 散布は夕方、雨が降らない日を選ぶと◎
やわらかい自家製オクラは、市販のものより断然美味しいです。
3. アスパラガス
アスパラガスは2〜3月に株を植えれば、毎年春から夏に芽を出します。
ただし我が家では今年はあまりうまく育ちませんでした。芽は少ないものの、細い茎でも味は濃厚で甘味が強く、採れたてならではの美味しさが楽しめます。来年に向けて、植える場所や肥料、水やりの見直しを計画中です。
夏野菜を元気に育てる共通のコツ
- 脇芽欠きをする(トマト・オクラ)
- 1週間〜10日に1回、液体肥料を与える
- 水やりは朝夕たっぷりが基本
まとめ
暑さが厳しい夏でも、庭やプランターでミニトマトやオクラを育てれば、毎日収穫の楽しみがあります。
完熟したミニトマトの甘さ、やわらかいオクラの食感は、家庭菜園ならではのご褒美です。
「今年こそ家庭菜園に挑戦したい!」という方は、ぜひミニトマトとオクラから始めてみてくださいね。