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秋に植え損ねても大丈夫 冬から始める春菊のプランター栽培

野菜
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※当ブログは、個人が実際に育てた記録をもとに、初心者向けにまとめています。

春菊は、秋のタイミングを逃してしまっても、冬でも比較的簡単に育てられる葉物野菜です。
実は晩秋に、家族から「春菊を植えてほしい」と言われていたのですが、種を買いそびれてそのまま時期を逃してしまいました。

そんなとき、親戚の家庭菜園で
「春菊の苗、持って帰って植える?」
と声をかけてもらい、思わず尻尾を振る勢いで喜んでもらいました。

今回は、その春菊の苗をプランターで育ててみた記録です。
秋に植えそびれてしまった方の参考になれば嬉しいです。

春菊の基本的な育て方(プランター栽培)

春菊(キク科)は、寒さに比較的強く、冬でも生育できる葉物野菜です。
種まきは10〜11月が適期ですが、苗からなら冬でもスタート可能で、プランター栽培にも向いています。

春菊栽培の基本ポイント

  • 日当たり:日なた〜半日陰
  • 株間:10〜15cm
  • 土:野菜用培養土、または再生土に、元肥を少量まぜておく
  • 水やり:土の表面が乾いてから さらに2〜3日後に、たっぷりと
  • 注意点:過湿にしないこと

冬の栽培でいちばん気をつけたいのは、水のやりすぎです。
寒い時期は成長がゆっくりなので、乾かし気味くらいがちょうど良いと感じています。

今回の植え付け準備―使ったものと理由

我が家は住宅街で、季節によって日当たりが微妙に変わります。
そのため、野菜は移動できるプランター栽培が基本です。

今回使ったもの

  • 横長プランター
  • 再利用土
  • 肥料
  • ニームペレット

プランターは、園芸店でもらってきたりんご箱に入れて使っています
ウッドステインを塗っているので、見た目が少し良くなり、植え付け前からテンションが上がります。
園芸は、こういう「気分を上げる工夫」も意外と大事だと思っています。

土の状態

  • 前回ニラを植えていた土が半分
  • イチゴを育てていた土が半分

カルスNC-Rと米ぬかを使って、植物残渣を分解中の土です。
植え付け前に、気になる根は取り除きました。異なる科の植物ですが、土の状態が気になってしまうので、私はいつもこの段階で除去しています。

※今回は、未熟のボカシ肥料を、米ぬかの代わりに使用しました。ボカシ肥料に石灰が含まれているため、今回は石灰を追加していません(土のpHは弱酸性の6.0〜6.5にします)。

最後に、肥料とニームペレットを混ぜ込んで準備完了です。

春菊の苗を植え付ける

もらった苗を袋から出してみると、思った以上にたくさんありました。
大きな塊が3つあり、1つずつ分けていくと10株以上は確実にあります。

小さすぎる苗や状態の悪いものは処分し、プランターに入る分だけ、元気そうな苗を選びます。

植え付け手順

  1. 苗を10〜15cm間隔で置く
  2. 手で土を掘り、苗の根を入れる
  3. 土をかぶせて、軽く押さえる

土がフカフカだったので、道具は使わず手だけで十分でした。

植え付け後の水やり

水やりは、ウオータースペースにたっぷり行います。
表面の水が土に染み込み、プランターの底からポタポタと水が出てくるのを目安にします。

一度で底から水が出ない場合は、土にしっかり水が染み込むまで、少し間をあけながら数回に分けて水やりをします。2〜3回も繰り返せば、底から水が出てきます。焦らないで水やりしましょう。
土全体に水が行き渡ることを意識するのがポイントです。

注意点

春菊(キク科)とニラ(ネギ科)は科が異なりますが、土壌病原菌のリスクが完全になくなるわけではありません
再利用土を使う場合は注意が必要です。

カルスNC-Rは土壌環境の改善に有効ですが、状況によっては新しい土を混ぜる、太陽熱消毒を行うといった方法も検討すると安心です。

また、春菊はべと病・炭疽病・立枯れ病などのカビ系の病気、根腐れや過湿、アブラムシの発生といったトラブルが起こることがあります。
これらに共通する最大の対策は、過湿を避けることです。

植え付け後の管理

冬場のプランター栽培では、乾燥気味に管理することが基本になります。
寒い時期は生育がゆっくりなので、水のやりすぎには特に注意します。

  • 土の表面が乾いてから、さらに2〜3日後に水やり
  • 月に1回、ニームペレットを土に軽く混ぜる
  • 毎日、葉の裏をチェックする

「乾いたらすぐ水」ではなく、少し待つくらいがちょうど良いと感じています。

まとめ

春菊は、秋のタイミングを逃してしまっても、苗からなら冬でも育てやすい野菜です。
プランター栽培なら、日当たりの調整もしやすく、管理もシンプル。

完璧な環境を用意しなくても、
「乾かし気味」
「よく観察する」
この2つを意識するだけで、ちゃんと育ってくれます。

冬の鍋に、おひたしに、かき揚げに。
収穫を楽しみに、これからの成長を見守りたいと思います。

参考(出典)

  • 農研機構「春菊の栽培管理」
  • JA全農 野菜栽培カレンダー
  • カルスNC-R 公式サイト
  • ニームペレット(天然忌避剤)販売元資料
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