ゴムの木の剪定・植え替え・挿し木|下葉がどんどん落ちるあなたへ 原因と対策

ゴムの木の剪定・植え替え・挿し木に挑戦した体験記録 観葉植物
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「ゴムの木の下の葉がどんどん無くなる…」

「幹だけ伸びて、見た目がスカスカ…」

丈夫なはずのゴムの木なのに、こんな姿になると心配になりますよね。ゴムの木は比較的育てやすい観葉植物ですが、日照不足・水不足・根詰まりなどが原因で、下葉が落ちたり葉先が茶色く枯れ込んだりすることがあります。

我が家のゴムの木も、葉の縁が茶色く干からびては切る…を繰り返し、気づけば下の方がかなり寂しい姿になっていました。そこで今回は、剪定・挿し木・植え替えをまとめて実践しました。やってみた流れと、下葉が落ちる原因・管理のコツを詳しく紹介します。

4〜6月は観葉植物のメンテナンス適期

4〜6月は観葉植物のお世話に最適なシーズン(室内の植物)

春から初夏(4〜6月頃)は、多くの観葉植物がよく成長する時期です。気温が安定して暖かくなるため、以下の作業が一斉に行えます。

  • 植え替え
  • 剪定
  • 挿し木
  • 肥料スタート

真夏や冬は植物に負担がかかりやすいため、根を触る植え替えや強い剪定は、成長期に行うのが基本です。最低気温が15℃前後を安定して超えてから始めると安心です。

さくらっち
さくらっち

春ってそんなに特別な時期なんですか?いつでもいいわけじゃないの?

うさぎ先生
うさぎ先生

気温が上がると植物の細胞が活発になって、根も地上部もぐんぐん育ちやすくなるんだ。だから根を傷つける植え替えや枝を切る剪定も、成長期なら回復しやすいよ。真夏や冬は植物が弱りやすいから、なるべく避けてね。

我が家のゴムの木の現状

我が家のゴムの木の全体の様子

我が家のゴムの木は、昨年植え替えをしてから、室内の北側の窓辺で育てています。観葉植物の知識がほとんどなく、YouTubeを見ながら必死に植え替えした記憶があります。

最初は東向きの窓辺に置いていましたが、葉の縁が茶色くなってきたため「葉焼けかも」と思い北側へ移動。すると葉焼けは少し落ち着いたものの、今度は成長がかなりゆっくりに。さらに昨年の夏、また葉先や葉の縁が枯れ込む症状が出てきました。

ゴムの木の下葉が落ちてスカスカになった状態

「北窓なのに、なぜ?」と考えて見直してみると、水やり不足が原因だった可能性があります。ゴムの木は乾燥に比較的強いとはいえ、水不足になると以下の症状が出ることがあります。

ゴムの木の下葉が落ちる主な原因

ゴムの木の下葉が黄色くなって落葉している様子
  • 水不足:葉先が枯れる・葉の縁が茶色くなる・下葉が落ちる
  • 日照不足:葉が薄くなる・徒長する
  • 根詰まり:水はけが悪くなる・成長が止まる・下葉が落ちる
  • 自然な老葉の落葉:古い葉が順に落ちるのは自然なこと

思い当たることも多く、かなり反省…。観葉植物なのに、鑑賞するにはかわいそうな姿になってしまいました。そこで、暖かくなるのを待って、剪定・挿し木・植え替えをまとめて行うことにしました。

剪定する

ゴムの木の剪定前の姿(幹だけ伸びてバランスが悪い状態)

今回は細い幹を切るだけなので、剪定バサミで思い切ってカットしました。ゴムの木は比較的丈夫なので、成長期なら多少切り戻しても回復しやすい植物です。剪定すると脇芽が出やすくなり、枝数が増えて姿が整うこともあります。

幹だけ伸びてバランスが悪いと感じたら、成長期の剪定がおすすめです。

【ゴムの木の樹液に注意】
切り口から出る白い樹液には、皮膚や粘膜を刺激する成分が含まれています。触れると肌荒れやかぶれを起こすことがあるので、作業時はゴム手袋を着用するのがおすすめです。また、犬・猫などのペットが舐めると中毒症状を起こすことがあります。作業中・乾燥中はペットを近づけないようにしましょう。

ゴムの木の剪定後の様子(切り口をティッシュで押さえている)

挿し木する

剪定したゴムの木の枝を挿し木用に準備している様子

せっかく剪定したので、切った枝は挿し木にも挑戦しました。ゴムの木は比較的発根しやすく、初心者でもチャレンジしやすい観葉植物です。今回は、水苔を使う方法で発根を狙います。

用意するもの

  • 水苔(事前に水で戻しておく)
  • バケツや容器
  • 剪定したゴムの木の枝
  • 発根促進剤(あれば)

今回は、メネデールを薄めた水を使用しました。

挿し木の手順

  1. 葉を2〜3枚程度に減らす(水分の蒸散を抑えるため)
  2. 剪定した枝の切り口を斜めに切り直す
  3. 切り口をメネデール液に30分ほど浸ける
  4. 切り口付近を湿らせた水苔で包む
  5. 容器に水苔で包んだ部分を入れ、枝が動かないように固定
  6. 水苔が乾かないよう管理する
水苔でゴムの木の挿し木を行っている手順
さくらっち
さくらっち

根っこが出るまでどのくらいかかるの?

うさぎ先生
うさぎ先生

環境によるけど、数週間〜1ヶ月くらいが目安だよ。水苔が乾かないように管理するのがポイント。根がしっかり出てから培養土に植え替えてね。

なお、品種登録(パテント)のある植物は、無断で増やして譲渡・販売することが制限されている場合があります。個人で楽しむ範囲で楽しみましょう。

植え替えする

ゴムの木の植え替え前の根詰まりの状態

今回のゴムの木は、鉢が鉢カバーぎりぎりのサイズで水やりのたびに出し入れしにくい状態でした。株のサイズに対して鉢が少し大きすぎる印象もあったため、今回はサイズダウンも兼ねて植え替えすることにしました。

土の用意

ゴムの木の植え替えに使う土の材料を並べた様子

観葉植物には、市販の「観葉植物用の土」が最も手軽で失敗しにくいです。特に室内管理では、有機物が多すぎるとコバエの原因になることも。今回は手持ちの資材で配合しました。

  • 焼成赤玉土
  • 鹿沼土
  • 軽石
  • 桐生砂
  • バーミキュライト
  • ベラボン
  • バーク堆肥
  • ピートモス
  • ゼオライト
観葉植物用の土を配合して混ぜている様子

排水性を重視しつつ、適度な保水性・保肥力も意識しています。ピートモスで弱酸性寄りですが、ゴムの木は弱酸性の土を好むため問題ありません。市販の観葉植物用培養土だけでも十分育てられます。

混ぜた元肥・活力剤

元肥(マグァンプK)と活力剤を土に混ぜて準備している様子

植え替え時には、以下を少量混ぜ込みました。肥料を入れすぎると根を傷める原因になるため、規定量を守ることが大切です。

  • マグァンプK
  • Xエナジーロング
  • リキダス顆粒
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植え替え手順

  1. ゴムの木を鉢から抜く
  2. 古い土をなるべく落とし、虫がいないかチェック
  3. 黒く傷んだ根や長すぎる根を整理する(全体の1/3程度まで)
  4. 新しい鉢へ土を入れる
  5. ゴムの木を植え付ける
  6. 隙間にしっかり土を入れる
  7. 最後にたっぷり水やり
ゴムの木を鉢から抜いて根を整理している植え替え作業
新しい鉢にゴムの木を植え替えた直後の様子

植え替え後は、直射日光を避けた明るい日陰で数日〜1週間ほど管理すると安心です。

うさぎ先生
うさぎ先生

一度に根を切りすぎると弱ることがあるよ。切るのは全体の1/3程度まで。植え替え直後は肥料も控えめにして、まず根が落ち着くのを待ってね。

水やりのコツ

土の表面を指で2〜3cm押して水やりのタイミングを確認している様子

ゴムの木は「乾いたらたっぷり」が基本です。水やりのタイミングは、土の表面だけではなく、2〜3cmほど指を入れて乾きを確認すると失敗しにくくなります。

ゴムの木にたっぷり水やりをしている様子

乾いていたら、鉢底からしっかり水が流れるまで与えましょう。鉢カバーを使っている場合は、水を溜めっぱなしにしないことが大切です。水やり後は30分ほど水を切ってから鉢カバーへ戻すと、根腐れ予防になります。

さくらっち
さくらっち

土の表面が乾いたらコップ1杯ぐらいの量を水やりしてたんだけど、それだと少なかったのかな…

うさぎ先生
うさぎ先生

表面だけで判断するのは要注意!2〜3cm掘って確認してみてね。乾いてたら、鉢底から水が出るまでしっかり与えること。少量を何度もあげるより、しっかりあげてしっかり乾かす、が鉄則だよ。

コバエ対策

観葉植物の土にコバエが発生している状態

室内で匂いのする有機物入りの培養土を使うと、コバエが発生することがあります。今回はバーク堆肥の量を抑え、代わりにベラボン(ヤシの実チップ)を活用しました。匂いが少ない分、コバエの発生を抑えられたようで今のところ問題なしです。

コバエ対策にベラボン(ヤシの実チップ)を使っている様子

室内管理でコバエを減らすポイント

  • 匂いのする有機物や肥料を使いすぎない
  • 土を常に湿らせすぎない
  • 落ち葉を放置しない

風と光でさらに丈夫に

窓辺で日光と風に当てて育てているゴムの木

暖かい時期は、屋外の風に当てることで株が丈夫になることがあります。ただし、強い直射日光へ当てると葉焼けしやすいため注意が必要です。柔らかな光と風が当たる時間帯を選びましょう。

カーテン越しの東が一番いい環境かなと思います。

最初は明るい日陰や午前中だけ日が当たる場所から徐々に慣らしていきましょう。適度な光と風に当てることで、徒長予防や株のリフレッシュにつながります。

まとめ

剪定・植え替え・挿し木を経て元気に育ったゴムの木
  • ゴムの木の下葉が落ちる原因は、水不足・日照不足・根詰まりなどが考えられる
  • 観葉植物のお世話は4〜6月の成長期が最適シーズン
  • 下葉ばかり減る場合は、剪定や植え替えで仕立て直すのもおすすめ
  • 剪定の切り口の樹液に注意・ペットを近づけないこと
  • 剪定枝は水苔で挿し木してそのまま増やせる
  • 植え替えは水はけ重視の土+元肥で育てやすくする
  • 水やりは指で2〜3cm確かめてからたっぷり与える
  • 鉢カバー内に水を溜めないことが根腐れ予防になる

今回かなり思い切って作業しましたが、観葉植物は成長期なら意外とたくましく回復してくれます。下葉が減って悩んでいる方は、暖かい時期に少しずつ整えてみると、また元気な姿に戻ってくれるかもしれません。

参考(出典)

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