夏の草抜きは、しんどいです。
暑いし、終わりが見えないし、抜いても抜いてもまた生えてきます。
この記事は、超初心者の私が、草抜きの前にアヅミン(腐植酸=ふしょくさん。土の力を高める資材)をパラパラまいてから抜くようにしたら、やる気が最後まで続くようになったという記録です。
しかも、草を抜くだけで土壌改良まで済んでいました。
園芸の動画で見た方法を、うちの庭でやってみただけですが、思っていたよりずっと良かったので書き残しておきます。

抜く前に何かをまく、という発想がそもそもありませんでした。
草抜きの前に、アヅミンをパラパラまく

やることは、この3つだけです。
- これから草を抜く範囲に、アヅミンをパラパラとまく
- そのまま草を抜く(抜くときに、自然と混ざります)
- 最後に水をかける
まいて、混ぜて、濡らす。ここまでで1セットです。

使っているのは、アヅミンという資材です

正式には腐植酸苦土肥料(ふしょくさんくどひりょう)といいます。名前は難しいですが、やっていることは土をよくすることです。
腐植酸(ふしょくさん)は、落ち葉や植物が長い時間をかけて分解されてできる成分です。土をやわらかくして、肥料もちをよくすると言われています。
⚠️ 名前に「肥料」とついていますが、窒素・リン酸・カリは別に必要です。肥料の代わりではなく、土そのものを整える資材だと思っています。
驚いたのは、量の少なさでした
やってみて、まず驚いたのがここです。
「こんなに少しでいいの?」
それくらいの少量でした。
堆肥や腐葉土だと、袋を抱えて何度も往復することになります。その手間が、これだけで済みます。楽ちんでした。
⚠️ 量の目安は、地植えで1㎡あたり100〜200gと案内されています。たしかに、堆肥の量を思えばずいぶん少ないです。使うときは、パッケージの表示を確かめてからにしてくださいね。
草を抜くだけで、土壌改良も済んでいる
草を抜くと、土がむき出しになります。
そこにアヅミンが入っている状態なので、土をよくする作業も同時に済んでいることになります。
草を抜くだけの時間が、土づくりの時間にもなる。ここが気に入っています。

草抜きは「減らす作業」だと思われがちだけど、抜いたあとの土に何を残すかで、その先が変わってくるよ。
この方法は、動画で知りました
このやり方は、「カーメン君」ガーデンチャンネルの動画で紹介されていたものです。アヅミンを扱った回で、お庭での使い方を実践しながら話されていました。
動画では、こんなふうに説明されていました。
- 雑草が生えている場所に、先にパラパラとまいておく
- そのまま草を抜けば、掻き取るときに自然と混ざる
- 深く耕す必要はない。掘れるところをほぐす感覚で十分
「肥料をまいて土を掘れば混ざる」——言われてみれば当たり前なのですが、順番を変えるだけという発想が、私にはありませんでした。
これを真似したのが、今回のやり方です。
アヅミンは、まいたあと土に混ぜるのが基本
調べてみると、アヅミンの基本の使い方はこうでした。
- 地植え:植え付け前に1㎡あたり100〜200gを、深さ5〜10cmほどの範囲で土全体によく混ぜ込む
- 生育途中:表面に散布して、根を痛めない程度に浅めに耕うんする
つまり、まきっぱなしではなく、土と混ぜる工程が要ります。
ここで思ったのが、「草を抜く動作が、その混ぜる作業を兼ねられるのでは」ということでした。
草を抜くと、根と一緒に土がぐっと動きます。浅く耕しているのと、近いことが起きています。
⚠️ 動画では、表面にまいたままだと乾いて固まってしまうことがあるとも話されていました。だから、まいて終わりにしないことが大事だと思っています。混ぜて、濡らすところまでやります。
最後に、水をかける

3つめの、いちばん忘れやすい工程です。
アヅミンは、水に濡れることで成分が溶け出します。
だから、草を抜き終わったら、最後に水をかけます。ここまでやって、ひと区切りです。
⚠️ 忘れやすいのが、植物が植わっていないところです。水やりをしていると、どうしても株元にばかりかけてしまいます。まいた範囲は、全部濡らすようにしています。
雨が降りそうな日にやっておくと、そのまま雨が済ませてくれます。
まいた範囲が、「今日ここまで」の線になる

やってみて、いちばん良かったのはここでした。
アヅミンをまいた範囲が、そのまま「今日ここまで抜くぞ」の目印になります。
草抜きがしんどいのは、終わりが見えないからです。庭全体を見わたすと、どこまでやればいいのか分からなくなって、途中で手が止まります。
「雑草に栄養を取らせたくない」で、手が動く
でも、まいた範囲は目で見えます。
「ここまで」が決まっているので、終われます。
もうひとつ、思いがけない効果がありました。
まいたあとに草を見ると、こう思うのです。
「この栄養、雑草に取らせたくない」
不思議なもので、これで手が動きます。同じ作業でも、気持ちが変わると続き方が変わるのだと思いました。
この日は、目標にしていたところまで抜くことができました。
15分おきにタイマーをかけて、水を飲む

もうひとつ、夏の草抜きで必ずやっていることがあります。
どれだけやる気があっても、体が動かなくなったら終わりだからです。
順番は、作業の前 → 作業中の2段構えです。
作業の前に、塩分タブレットと麦茶
庭に出る前に、この2つを済ませます。
- 塩分補給のタブレットをなめる
- 麦茶を飲む
喉が渇いてから飲むのでは、間に合わないと感じているからです。
作業中は、15分おきにタイマー
スマホで15分おきにタイマーをかけて、鳴ったら水か麦茶を飲む。これだけです。
作業に集中していると、のどが渇いていることに気づきません。タイマーが鳴らないと、私は何時間でも平気で飲まずにいます。
作業は、30分〜1時間で区切る
体調に合わせて、一回の作業は30分から1時間で終わるようにしています。
早朝に30分、日が暮れてから30分。こんな具合です。
なぜ、そこまでするのか
⚠️ 私の場合、一度頭が痛くなると、2〜3日は治りません。
体がだるくて、庭も仕事も手につかなくなります。その2〜3日を思えば、先に飲んでおくほうがずっとラクです。
無理は禁物だと、身にしみています。
⚠️ これは私のやり方です。体調も体質も人それぞれなので、ご自身に合う方法で。
まとめ

- まいて、抜いて(混ぜて)、水をかける。ここまでで1セット
- まいた範囲が「今日ここまで」の目印になるので、終わりが見えて続く
- 「雑草に栄養を取らせたくない」と思うと、手が動く
- 草を抜いたあとの土に資材が入っているので、土壌改良も同時に済む
- 量は、思っていたよりずっと少なくて済む(地植えの目安は1㎡あたり100〜200g)
- 最後に水をかける。アヅミンは水に濡れて溶け出すので、植物が植わっていないところも濡らす
- 夏は15分おきにタイマーをかけて、強制的に水分をとる
- 作業の前に、塩分タブレットと麦茶。喉が渇いてからでは間に合わない
- 作業は30分〜1時間で区切る。早朝30分、日が暮れてから30分など
- 資材の量は、パッケージの表示を確かめてから

暑い日の作業は、続けることより「今日ここで終わる」を決めるほうが大事だよ。線を引く道具があると、それがラクになるんだ。
参考(出典)
- 【暑さに強くなる】植物の花や実がバンバンつきます【土づくり】【アヅミン】|「カーメン君」ガーデンチャンネル
- みんなで学べる!使える!デンカのアヅミン|マイナビ農業×デンカ
- アヅミンの特長・使い方|デンカアヅミン株式会社
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抜いたあとの土をどうするかは、こちらに書いています。



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