ふと庭を見ると、いつのまにか雑草がびっしり。夏はほんの少し目を離すと、あっという間に緑でいっぱいになりますよね。
「抜いても抜いても、また生えてくる…」「せっかくの土が、雑草に栄養を取られていないかな」——そんなふうに、草だらけの地面を前に、ため息が出ていませんか?
この記事は、超初心者の私が、夏の草取りをして、そのあとにバーク堆肥でマルチング(=土の表面を資材で覆うこと)をしてみた記録です。抜いて終わりにせず、上から覆っておくと、また生えてくるのをおさえたり、夏の土の乾燥をふせいだりできると言われています。バーク堆肥を薄く敷きすぎて失敗したところも正直に書くので、「雑草を抜いたら、そのあとどうする?」と迷っている方の参考になればうれしいです。
💡 先にお伝えすると、雑草と乾燥の対策としてのマルチングは、暑くなる前(春〜5月ごろ)までに敷いておくのが理想と言われています。とはいえ、表面に敷くマルチング自体は、夏の今からでも、やらないよりはずっといいです。まずは少しずつエリアを決めて始めてみてください。(正直、私は適期を逃して夏にやったので…その反省も後半で)

抜いても抜いても生えてくる夏の雑草。今年こそ、取ったあとに何か敷いて、少しでもラクにできないかなと思いました。
雑草を抜いたあと、バーク堆肥を選んだわけ

梅雨をこえて夏になると、庭の地面が雑草でいっぱいになってきました。特にフェンス沿いのあたりは、細い葉っぱの草(メヒシバとカタバミのような、夏によく生える雑草)がびっしり。このフェンス沿いには、セイヨウニンジンボク(夏に薄むらさきの花をつける落葉低木)やアジサイが植わっていて、その足元が草に埋もれかけていました。

梅雨が明けると、雑草は一気に伸びます。水やりの片手間にちょこちょこ抜くくらいでは、とても追いつきません。「早く抜かないと」とわかってはいるのですが、暑くて外に出るのがつらい…。それでも、重い腰を上げてやるしかありません。
雑草は、土の栄養や水分を取ってしまうだけでなく、病害虫を寄せ付ける隠れ場所にもなると聞きました。だから、抜いたあとに何か敷いて、また生えてくるのを少しでもおさえられないかな——と思っていたんです。
そこで、マルチングをするために、園芸店(国華園)へバーク堆肥を買いに行きました。「雑草を取って、そのあとにバーク堆肥でマルチングしよう」と思い立ったのです。
補足:バーク堆肥(ばーくたいひ)は、樹木の皮(バーク)を発酵させて作った土壌改良材です。土の上に敷いて覆う「マルチング」に使うと、土の乾燥をおさえたり、雑草が生えにくくなったりする効果が期待できると言われています。
草取り〜バーク堆肥マルチングの手順

作業したのは、体調のいい日の午後3時半すぎ。このエリアは東向きで、朝は6時台にはもう日が射してきます(水やりをしていると、じわじわ日が当たってくるんです)。だから、しっかり影になる午後の遅い時間を見計らって、水分をとってから外に出ました。本当は曇りの日がベストですが、それを待っているといつまでもできないので、「影ができたら」を合図にしています。
暑い日だったので、なるべく時短で進めたくて、三角ホー(さんかくホー=先が三角の手道具。草削りだけでなく、土寄せ・溝切り・種まきの溝つくり・土ならしなど、これ1本でいろいろできます)を主役にしました。
① 三角ホーで、浅く掘りながら草を起こす
まず三角ホーで、土を浅く掘るようにして雑草を根から起こしていきます。立ったまま作業できるので、しゃがみっぱなしよりずっとラクでした。

② 三角ホーの横の面で、草をかき集める
起こした草を、そのまま三角ホーの横の面を使って、一か所にかき集めます。道具を持ち替えずにそのまま集められるので、これが暑い日の時短のコツでした。

③ 集めた草を手で拾い、細かいところは手で抜く
一か所に集まった草を、手で拾い集めます。ホーで届かない株元や、細かく残った草は、手でていねいに抜きました。

⚠️ 株のまわりを三角ホーで削るときは、削りすぎると近くの植物の根まで傷つけてしまうので、株元は手でそっと。
⚠️ 猛暑日の日中は熱中症が心配です。影になる時間帯を選んで、水分をとりながら、無理のない範囲で区切って進めてください。

全部を一気にやろうとすると大変なので、今日は一部だけ。フェンス沿いがスッキリすると、それだけで気持ちがいいです。
④ 翌日、バーク堆肥でマルチング
翌日、いよいよバーク堆肥を敷きました。袋から直接、土の上にまいていきます。熟成したバーク堆肥は黒っぽい色をしていて、敷くだけで見た目がぐっと落ち着きました。今回使ったバーク堆肥は、袋の中でしっとり湿っていたので、水でぬらす必要はありませんでした。

⚠️ ここで、ちょっと失敗しました。「もったいないから、なるべく薄く広く…」とケチって敷いたら、薄すぎて土が透けて出てきてしまいました💦 あとで調べると、厚みは3〜5cmくらいがベストとのこと。もったいなくても、しっかり敷いたほうがよさそうです。

それでも、敷く前とくらべると見た目はぐっとスッキリ。土がむき出しだったフェンス沿いが、茶色いバークで覆われて、「植物が守られている感じ」が出ました。

ちなみに私の場合は、40L(1袋)で、だいたい 1.5m×2m くらいの広さに敷けました(厚さ1〜2cmと薄めです)。バーク堆肥を何袋買えばいいかの、目安にしてみてください。ただしこれは薄めに敷いた場合。おすすめの3〜5cmでしっかり敷くなら、同じ1袋で敷ける広さはその半分〜3分の1くらいになります。厚めに敷きたいときは、袋数を多めに見ておくと安心です。
一般的な敷き方の目安(あとから調べたこと):
- バーク堆肥が乾いてパサパサのときは、敷く前に湿らせておくと水をはじきにくいと言われています(今回のものはしっとりしていたので、そのまま敷けました)
- 厚さは3〜5cmくらいが目安とされることが多いようです。薄すぎると土が出てきてしまいますが、1〜2cmでも、ないよりはマシだそうです
- 株元(かぶもと=植物の根に近い部分)は少しあけておくと、むれにくいと言われています
うまくいったこと・失敗したこと


うまくいったこと
- 三角ホーで掘って起こす → 横の面でかき集める → 手で拾う、の流れにしたら、暑い中でも時短で進みました
- 細かいところだけ手で抜くようにしたので、しゃがむ時間が減ってラクでした
- フェンス沿いを一列だけと決めて区切ったので、暑さの中でも最後までやりきれました
- バーク堆肥でマルチングしたら、土がむき出しだったところが茶色く覆われて、見た目がスッキリしました
失敗したこと
- いちばんの失敗は、バーク堆肥を薄く敷きすぎたこと。「もったいないから薄く広く…」としたら、土が透けて出てきてしまいました💦 逆に言うと、ケチらず3〜5cmしっかり敷くのが大事だと、身をもって分かりました
- もうひとつは、やる時期が遅かったこと。雑草・乾燥対策のマルチングは、本来暑くなる前(春〜5月ごろ)までに敷いておくのが理想と言われています。私は夏にやってしまったので、暑くて汗だくに…。来年は、暑くなる前に済ませたいです
- 猛暑の中の草取りは、やっぱり暑い。一気にやらず、区切って正解でした

もったいない気持ちで薄く広げたら、土が見えてきちゃいました。次はケチらず、しっかり3〜5cm。そして、来年はもっと早い時期に!
次にやること

- 残りのエリアも、影になる時間帯に、少しずつエリアを決めて取っていきます。一気にやろうとすると暑さでへとへとになるので、区切ってコツコツが、結局いちばん進みます
- 薄すぎたところは、もう少しバーク堆肥を足して、3〜5cmになるようにしていきます
- このスペースは、植物を植えるか、レンガや石板でうめてしまうか、実はまだ決めかねています。決まったらまた記録します
- バーク堆肥でマルチングしたあと、雑草がどれくらい生えにくくなるか、これから観察して追記します
まとめ

- 雑草・乾燥対策のマルチングは、暑くなる前(春〜5月ごろ)までに敷くのが理想。ただし遅れても、夏からでも少しずつ始める価値はあります
- 夏の雑草は、三角ホーで掘って起こす→横の面で集める→手で拾うの流れが、時短で取りやすい
- 雑草を取ったら、バーク堆肥でマルチングすると、雑草対策と乾燥対策が期待できると言われています
- ⚠️ いちばんの学びは、薄く敷きすぎると土が出てくること。もったいなくても、厚さは3〜5cmをしっかり
- 量の目安は、40L(1袋)で約1.5m×2m(厚さ1〜2cmの場合)。3〜5cmでしっかり敷くなら、同じ量で敷ける広さは半分〜3分の1に。株元は少しあけておく
夏の草取りは、「やらなきゃ」と思っていても、水やりで外に出るだけでもつらい時期です。庭によって、影になる時間帯もそれぞれ違います。体調に気をつけて、無理のない時間に、少しずつできたらいいなと思います。抜いて終わりにせず、バーク堆肥でマルチングしておくと、また生えてくるのを少しでもおさえられて、夏の乾燥対策にもなります。私みたいに「せっかく取ったのに、すぐ生えてくる…」とがっかりしたくない方に、おすすめです。(そのときは、ケチらず厚めに敷いてくださいね!)

薄すぎて土が出た失敗も、時期が遅れたことも、りっぱな記録だよ。抜いたら覆う、をセットにすると、庭仕事がぐっとラクになる。無理せず、影のできた時間にね。


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