2回目のブルーベリー夏剪定|去年切ったら、実が増えました

2回目のブルーベリー夏剪定のタイトル画像 鉢植え果樹・樹木
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我が家には、ブルーベリーの木が2本あります。

1本は品種が分からないもので、7月が収穫のピークでした。もう1本は『バルドウィン』。ラベルには『B・バルドウィン』とあります。ラビットアイ系(あたたかい地域で育てやすい、ブルーベリーの仲間)で、収穫は7月から9月です。

去年、初めて夏剪定をしました。今年で2回目です。

去年やってみて分かったこと、今年変えたこと。順番にお話しします。同じように迷っている方の参考になればうれしいです。

ブルーベリー夏剪定シリーズ

ブルーベリー収穫後にやること(2025年・はじめての夏剪定)

② この記事(2026年・2回目)

去年切ってみて、分かったこと

去年切ってみて分かったことの見出し画像

去年の収穫は、数十粒でした。ジャムを作るには、とても足りません。

今年は、300粒は超えたと思います。7月中旬から1か月、毎日のように採れて、ジャムまで作れました。

収穫したブルーベリーと作ったジャム

木が育ったぶんもあると思います。でも、去年切ったことが無駄ではなかったのは確かです。

シュート(根元や枝の途中から、力強くまっすぐ伸びる太い枝)も出てきました。根元からと、枝の途中からです。

切ったら木が弱るのでは、と心配していましたが、そんなことはありませんでした。

さくらっち
さくらっち

去年、こわごわ切ってよかったです。

今年は早めに切りました

今年は早めに切りましたの見出し画像

収穫直後だと、切る枝が分かる

去年より約1ヶ月、早く切りました。これが、いちばん大きな違いです。

収穫したすぐあとは、枝がまだ残っています。実がついていた枝は形で分かるので、どれを切るか迷いません。

時間が経つと、その手がかりが消えてしまいます。

参考にした動画でも、収穫が終わったらできるだけ早く切るように、繰り返し言われていました。

切る枝の見分け方

実がついていた枝を見分ける(切る前と切ったあと)

切るのは、この6つです。

  • 実がついていた枝(実が残っている枝も)
  • 枯れている枝
  • 内側の幹に向かって生えている枝
  • 下を向いて生えている枝
  • ひょろひょろした枝
  • 重なり合っている枝は、どちらか

実際にわたしが切ったのは、この2つでした。

葉が枝先にしかついていないひょろひょろした枝

葉が枝先にしか付いていない、細くて長い枝です。

下向きに出てほかの枝と重なっている紫がかった茶色い枝

こちらは、下向きに出た枝です。葉も残っていなくて、ほかの枝とも重なっていました。

色も紫がかった茶色で、上に重なっている緑の枝とくらべると、古い枝のように見えました。

同じところから何本も出ているときは、2〜3本を残して、あとは切ります。

切るときは、枝の途中ではなく元から。元というのは、枝の付け根のことです。途中で切ると、また同じところから出てきます。

実がついていた枝を切っているところ

シュートは、先を少し切って残す

シュートは、残すのが基本です。これが来年からの主役になる枝です。

ただし、そのままにはしません。

先を少し切っておくと、そこから2〜3本の枝が出ます。切らずに伸ばすと、1本のままです。この作業は芯止め(しんどめ)と呼ばれています。

残すことと、そのままにすることは違う。去年は、ここが分かっていませんでした。

実際に切ってみました

実際に切ってみましたの見出し画像

用意したもの

  • 剪定バサミ
  • ゴミ入れ
  • 化成肥料(かせいひりょう=成分を化学的に調整した、粒の肥料)
  • アルコール(ハサミの消毒用)
  • 虫よけ(夏なので必須です)
夏剪定に用意した道具(剪定バサミ・ゴミ入れ・化成肥料・アルコール・虫よけ)

切る順番を決めてから始めました

どの枝を切るか迷うので、順番を決めてから始めました。

  1. 虫よけの準備(蚊取り線香は、作業する場所で10分ほど前から焚いておく)
  2. 剪定バサミをアルコールで消毒する
  3. 分かりやすいところから切る(実がついていた枝は、見た目で分かります)
  4. 枯れ枝を切る
  5. ひょろひょろした枝、葉が少ない不健康そうな枝を切る
  6. 密集したところは、どれを残すか決めてから、それ以外を切る
  7. 上から見て、葉が重なっていなければ終了。ゴミはしっかり拾う

始めるとつい楽しくなって、どんどん切りたくなります。

手が止まらなくなりかけたところで、「夏は軽い剪定」という言葉を思い出しました。

強い剪定(古い枝を根元で切って、新しいシュートに切り替えるなど)は、冬におこなうものです。葉が落ちて枝だけになると株の形が見やすくなるので、12月から2月ごろが適期とされています。

今切るのは、あくまで整理。そう言い聞かせて、手を止めました。

さくらっち
さくらっち

気づいたら手が止まらなくなっていて、あぶないあぶない。

切ったシュートと、残したシュート

シュートの扱いは、人によってさまざまです。お庭で楽しむものですから、自分がこうしたいと思うほうを選んで大丈夫だと思います。

ここでは、わたしが今回切ったものと、残したものを紹介します。正解というより、こう思ってこうした、という話です。

まず、切ったほう。

地面から出た細いシュートを根元からカットする

地面から生えているシュートです。ほかの幹とくらべて細く、短めでした。

シュートは、出てきたときより太くなることはない、と言われています。細いものは、この先も細いままということです。なので地際(じぎわ=土のすぐ上)でカットしました。

切ることで、もっと良いシュートが出てくるかもしれません。

次に、残したほう。

幹の途中から出たシュートを好きな高さで芯止めする

こちらは幹の途中から出たシュートです。幹よりは強くないので、ここで枝分かれしてもらおうと思って残しました。

ただ、そのままではほかの枝とぶつかります。そこで芯止めを、低めの位置でしました。

どこで切るかは、葉の向きで決めました

枝がない空間に向けて芯止めの位置を決める

芯止めをするとき、どこで切るか迷いました。

葉っぱの付け根には、芽が控えています。そして、枝を切ったすぐ下の芽がいちばん伸びやすい、と言われています。

つまり、葉が出ている方向に、新しい枝が伸びていくことになります。

株を見ると、枝がない空間がありました。ここに枝が伸びてくれたら、樹形(じゅけい=木の姿かたち)がいい感じになるかな。そう思って、切る場所を決めました。

うまくいくかどうかは、これからのお楽しみです。

3年目でも、切る枝は少なめでした

このブルーベリーは、植えて3年ほど。思ったより、切る枝がありませんでした。

1年目に場所を変えるために植え替えたので、そのぶんゆっくりなのかもしれません。

夏剪定の前と後のブルーベリーの株全体

まだ小さいので、上から見て枝の重なり具合を確認しながら切れました。大きくなったら、そうはいかないと思います。

この木と一緒に、わたしの腕も育てていきます。

お礼肥は、化成肥料にしました

お礼肥は化成肥料にしましたの見出し画像

実を採り終えた木に、お礼の気持ちであげる肥料を「お礼肥(おれいごえ)」といいます。

去年は有機肥料でした

去年は、有機肥料(ゆうきひりょう=油かすなど、生きもの由来の肥料)の、粒に固めたタイプを使いました。地植えなんだから有機肥料、と思い込んでいたところがあります。

今年は化成肥料にしました。きっかけは「虫が来ると木に良くない」という一言です。

調べてみたら、そのとおりでした。油かす(あぶらかす=菜種などの油をしぼったあとのかすで作る肥料)は、土の中で分解されるときに独特のにおいが出て、それが虫を呼ぶ原因のひとつになるとされています。コバエや小さな甲虫が出やすいそうです。

土をしっかりかぶせる、発酵させてある油かすを使う、という対策はあるそうです。

でも夏の株元です。虫を呼ぶ心配がないほうが、気が楽でした。

調べていて、もうひとつ分かったことがあります。

化成肥料だけを使い続けると、土は痩せていくそうです。土をふかふかにしてくれる有機物が、入らないからです。

冬のあいだに有機肥料や堆肥(たいひ=落ち葉や家畜のふんなどを発酵させた、土をよくする材料)を入れて土を作っておく。そして夏の追肥は化成肥料にする。そういう使い分けができると知りました。

「地植えに化成肥料は悪」ではなく、使いどころが違うだけでした。

冬まで残らないものを

化成肥料を選んだ理由が、調べていてもうひとつ分かりました。

ブルーベリーは落葉樹です。冬は葉を落として休みます。

肥料が遅くまで効いていると、木は「まだ伸びる時期だ」と思って新しい枝を出します。そのまま冬が来ると、寒さで傷みやすくなります。

お礼肥は、収穫が終わった直後から9月の下旬までに、遅くとも10月の上旬までに終えるのがよいとされています。

今回使ったものは、2〜3か月効くタイプです。8月にまいたので、10月から11月には効き目が終わる計算になります。冬まで残らないので、この時期に向いています。

12月まで効いているような肥料は、この時期には向きません。

もうひとつ、袋の数字も見ました。

11-11-7のような数字は、チッソ・リン酸・カリの割合です。この3つが近い数字のものなら、お手持ちのもので大丈夫です。今回は11-11-7でした。

ひとつだけが飛び抜けて多いものは、花を咲かせたい、根を張らせたいなど、目的がはっきりした肥料です。今回のお礼肥には選びませんでした。

今回使ったのは『マイガーデン 花・野菜用』です。

うさぎ先生
うさぎ先生

木にも寝る時間がいるんだ。遅くまでごはんを出したらだめだよ。

まき方

  1. 木の枝先から、垂直に真下にたどった地面にまく
  2. 土と肥料を軽く混ぜる
  3. 水やり
マイガーデン花・野菜用をブルーベリーの株元にまく

量はパッケージの規定どおりで大丈夫です。

専用肥料という選択もあります

わたしは手持ちの化成肥料を使いましたが、ブルーベリー専用の肥料も売られています。

調べてみると、初めて育てる方にはこちらがすすめられていました。理由は3つ。

  • ブルーベリーが好む酸性に調整されている
  • 時期ごとに与える量が、パッケージに書いてある
  • 錠剤タイプなら、数で量を決められる

肥料をあげるのは年に3回。3月に年間の6割ほど、6月に2割、そして収穫後のお礼肥に2割、というのが目安だそうです。

専用肥料なら、この配分をパッケージが教えてくれます。

効き目が1〜2か月で、においが少ないものもありました。

専用肥料には有機素材が入っているものもありますが、ブルーベリー用に調整されたものです。油かすをそのまま使うのとは、別のものと考えていいと思います。

わたしも次はこちらを試してみます。

まとめ

まとめの見出し画像
  • 去年は数十粒。今年は300粒超。ジャムまで作れた
  • 切っても木は弱らない。シュートも出てくる
  • 収穫直後に切ると、実がついていた枝が残っていて見分けやすい
  • 切るのは元から。途中で切ると、また同じところから出る
  • シュートは残す。ただし先を少し切ると、そこから新しい枝が2〜3本出る
  • 強い剪定は冬(12月〜2月)に。夏は整理まで
  • お礼肥は9月下旬までに。遅いと冬に傷みやすくなる
  • 袋の数字は、3つが近いものなら手持ちのもので大丈夫
  • シュートの芯止めは、遅くとも8月中旬までが目安
  • 迷うなら、時期ごとの量が書いてある専用肥料が分かりやすい

去年は、切るのが怖かったです。

でもやってみると、どの枝を残そうかと考える時間が、思ったより面白いです。

去年は迷いながら切りましたが、木は元気に育ってくれました。

完璧を目指さなくて大丈夫だと思います。無理のない範囲で、楽しんでもらえたらうれしいです。

参考(出典)

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