前に育てていたシクラメンが、球根の皮だけを残してなくなっていました。皮だけになる直前の姿が写真に残っています。

前に書いたガーデンシクラメンの記事はこちら → ガーデンシクラメンが瀕死に見えたら?植え替えで回復を目指す手順と管理のコツ
そのセメント鉢に、原種系(げんしゅけい:品種改良される前の、野生に近い姿のもの)の耐寒性シクラメン『アヴァロン ピンク』を植えました。でべそ植え(でべそうえ:球根の頭を土の上に出して植えること)にしない植え方の記録です。
ガーデンシクラメンは、球根の3分の1から半分ほどを土から出して植えるとされています。今回もそのつもりで、でべそ植えにしました。
ところが、この品種はでべそ植えをしないそうです。土を足して、おへそを引っ込めました。
シクラメンの植え方に迷っている方の参考になれば嬉しいです。
- アヴァロンの植え付けに使ったもの
- 植え付けの手順(写真つき)
- でべそ植えにしたあとの直し方
- よくある質問(でべそ植え・水やり・肥料)

原種系は、ガーデンシクラメンと植え方が違うなんて、知りませんでした。
耐寒性シクラメン『アヴァロン ピンク』を植えた

原種系を探していて、雰囲気が近いなと思って買ったのが『アヴァロン ピンク』です。ラベルには「−20℃の寒さにも耐えるシクラメン」。ハクサンの公式ページでは、世界初のF1(エフワン:性質がそろうように掛け合わせた品種)原種系シクラメンと紹介されています。
使ったもの
- 耐寒性シクラメン アヴァロン ピンク 1株
- セメント鉢(直径×高さは約9cm×9cm。前のシクラメンの鉢)
- 花ちゃん培養土
- マグァンプK(中粒)約1g
- ニームペレット 約5g
- 鉢底ネット・鉢底石
- 鉄がないと!!(水やりの水に溶かす)
- 菜箸




『マグァンプK』の使い方はこちら → 【使い方】マグァンプK(誰でも使いやすい!効果的な肥料の活用法)
『ニームペレット』のことはこちら → ニームペレットの使い方(虫よけと土づくりをいっぺんに)
培養土の選び方はこちら → 植物が喜ぶ!園芸用培養土の選び方と使い方
植え付けの手順
1. 土の準備『花ちゃん培養土』に『マグァンプK』と『ニームペレット』を混ぜます。
2. 鉢底ネットを敷く鉢底には小さな穴が1つ。穴をふさぐようにネットを敷きます。
3. 鉢底石を入れる鉢底がうっすら隠れるくらい入れます。
4. 1.の培養土を入れる鉢底石の上に1cmほど入れます。
5. ポットから抜く株元(かぶもと:株の根もと)の土を指で押さえて、ひっくり返してポットを外します。根鉢(ねばち:ポットから抜いたときの、根と土のかたまり)の根は、そこまで張っていませんでした。
6. 鉢に入れてみる小さい鉢だったので、そのままでは収まりませんでした。根を傷めないように、少しほぐして土を落とします。やさしく土を落として、かさを減らしました。
7. 根鉢のまわりに1.の土を入れる根鉢と鉢のすき間に土を入れます。
8. 菜箸を挿して、すき間に土を入れる菜箸を上下逆さまにして、根鉢のまわりに挿します。土が中に入ったら土の表面がへこむので、追加で土を足します。最後は微調整になるので、手で入れました。
9. 球根が見えないように植えるもともと植わっていたところまで土があれば大丈夫です。
10. 球根を避けて、土に水をやる水1Lに『鉄がないと!!』をキャップ3分の1(約5mL)。200倍に薄めた水を、球根にかけないように土に3回たっぷり注ぎました。










でべそ植えにしたあと、土を足して直した
ガーデンシクラメンと同じように、最初はでべそ植えにしました。
ところが、QRコードで読み込んだ育て方を見てびっくり。この品種は、でべそ植えをしないそうです。ハクサンの育て方には、こう書いてあります。
球根の頭が少し隠れるくらいの深さに植えるのがポイント
耐寒性シクラメン アヴァロンの育て方|ハクサン
土を足して、おへそを引っ込めました。品種によって植える深さが違うので、苗のラベルや育て方を先に読むと安心です。

置き場所は、玄関脇の軒下
鉢は、玄関脇の軒下に置きました。日当たりが良い一等地です。
ハクサンの育て方では、秋冬は日が当たる場所、夏は雨の当たらない涼しい半日陰が向いているとされています。

植えてみて分かったこと

うまくいったこと
植えたその日に育て方を読んで、でべそ植えを直せました。確認は早めが良いですね。作業前に確認するのが一番良いです。
うまくいかなかったこと
鉢が小さく、ふわふわの『花ちゃん培養土』は、すき間に入りづらかったです。菜箸を挿して、最後は、手で入れました。

同じシクラメンでも、植え方が違うなんて。はじめに説明を読むのは大事ですね。
よくある質問

Q. 原種系シクラメンは、でべそ植えにしないの?
A. 『アヴァロン』は、ハクサンの育て方で「球根の頭が少し隠れるくらいの深さ」とされています。我が家は、でべそ植えにしたあとで気づき、土を足して直しました。
Q. ほかの原種系シクラメンも、球根を土に埋めるの?
A. 種類によって違います。ヤサシイエンゲイでは、原種シクラメンは「球根が地中に潜るもの、地表に浅く顔を出すものなど種によって違いがあります」とされています。深さが分からないときは「球根が土に隠れる程度の深さが適当です」とあります。お手元の苗のラベルや、売っていたお店の育て方を先に確かめると安心です。
Q. 水やりで気をつけることは?
A. ラベルには、過湿(かしつ:土がずっと湿ったままの状態)に注意して乾かし気味に、与えるときはたっぷりと書いてあります。球根に水がかからないようにします。我が家では、球根を避けて土に3回たっぷり注ぎました。
Q. 肥料はいつあげる?
A. ラベルには「植えつけ時に元肥、2〜3週間後から液肥を1週間に1回」と書いてあります。(元肥(もとごえ):植えるときに土に混ぜる肥料/液肥(えきひ):水に溶かして使う肥料)ハクサンの育て方のページでは「ほとんど必要ありません」とあり、与えるなら控えめで十分とされています。我が家では、植え付けのときに『マグァンプK』を約1g混ぜました。今回は株が小さいので、今の段階では追肥(ついひ:育つ途中で足す肥料)はまだ必要ないかなと考えています。
Q. 結局どうすれば失敗しませんか?
A. 4つです。
①植える前に、ラベルとQRコードの育て方を読む
②『アヴァロン』は、球根の頭が少し隠れる深さに植える
③水は球根を避けて、土に注ぐ
④小さい鉢は、菜箸と手で丁寧にすき間に土を入れる
まとめ

- アヴァロンは、でべそ植えにしない。球根の頭が少し隠れる深さに植える
- でべそ植えにしてしまっても、土を足せば直せる
- 水は球根を避けて、土に注ぐ
- 小さい鉢は土がすき間に入りづらい。菜箸と手で入れる

植える前に、ラベルと育て方を読んでおくと安心だね。気づいたときに直せば大丈夫。1か月後の様子も、一緒に見ていこう。
参考(出典)
- 耐寒性シクラメン アヴァロンの育て方|ハクサン
- 耐寒性シクラメン アヴァロン|ハクサン
- 【ガーデンシクラメンの育て方】冬の庭を可憐に彩るガーデンシクラメン|ハイポネックス
- 原種シクラメンの育て方|ヤサシイエンゲイ
- 鉄がないと!! 500ml・100ml【カーメン君】|ガーデンガーデン
あわせて読みたい
今回の植え付けで使った肥料・培養土・鉢底石のことは、こちらの記事にまとめています。


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