6月28日、私はこの寄せ植えを、花もつぼみも全部切り落として、長さ10cmくらいまで、思い切って切り戻しました。
切った直後は、正直、スカスカで寂しい姿。「こんなに切って、本当に大丈夫かな…」と、何度も鉢の前で立ち止まりました。
しかも、そのあとが順調だったかというと——そうでもありませんでした。待ちきれずに肥料をあげたり、なぜか片側だけ咲かなかったり。
この記事は、超初心者の私が、あのバッサリ切り戻しのあと、梅雨明けから約2週間でどうなったかを見守った記録です。うまくいったことも、途中で心配になったことも、正直に書きました。結論から言うと——植え付けたときより、ボリュームも花数も増えました。

切ったあとは「やりすぎたかも」と不安でいっぱい。水と肥料を続けながら待って、本当によかったです。
② メイン3ポットで作る大人色(パターン2)
③ メンテナンス編(思い切った切り戻し・肥料)
④ 切り戻しその後(梅雨明け2週間でこうなった) ← 今読んでいる記事
切り戻して寂しくなった寄せ植えが、梅雨明け2週間でこうなった

まず、結果からお見せします。左が6月28日(切り戻した日)、右が7月23日。同じ鉢とは思えないくらい、変わりました。

時系列で振り返ると、こんな流れでした。
- 5月24日:八重の白ペチュニア(ジュリエット モダンホワイト)を主役に、斑入りハゴロモジャスミン・ディコンドラを合わせて植え付け
- 6月28日:梅雨の晴れ間をねらって、思い切って切り戻し(長さ10cmまで)。花もつぼみも全部カット
- 7月16日ごろ:⚠️ 向かって左側しか咲かない(後述します)
- 7月18日:マグァンプDを追加
- 7月23日(梅雨明けから約2週間):気づけば、こんもり茂って、花もたくさん
⚠️ 切り戻した直後の「寂しい姿」を見ると不安になりますが、ペチュニアは生育が旺盛(せいいく=ぐんぐん育つ性質)で、梅雨明けから2週間ほどで、また花が咲きそろうと言われています。まさに、その通りになりました。
待ちきれなくて、いろいろあげてしまった

切り戻したあとは、液肥(えきひ=液体の肥料)や活力液(かつりょくえき=植物の元気を助けるもの。肥料とは別もの)をあげながら、回復を待ちました。

使ったのは、リキダス・ハイポネックス原液・メネデールです。
でも——正直に書きます。復活を待ちきれず、肥料や活力剤、腐植酸(ふしょくさん=土の力を高める資材)まで、あれこれあげてしまいました。

切り戻してから2週間たっても、新芽が動き出す様子もなく、ちょっと焦りました。「液肥と活力液だけではダメなのかな。なにかできることはないかな」と考えて——
固形の活力剤や腐植酸資材なら、水や液肥が少しずつ溶かして、根っこが吸ってくれるかなと思って使いました。
⚠️ これは、あまりおすすめできません。切り戻したばかりの株は葉が少なく、栄養を使う力自体が落ちています。いろいろ一度にあげても、株が受け取れる量は限られています。
切り戻したあとの基本(これを続ける)
あとから調べて分かったことを含めて、切り戻したあとはこの形が基本だと思っています。
- 切り戻した直後は、活力液だけ(弱った株の回復を助ける)
- 1週間たったら、活力液に加えて液肥を。そのあとは1週間に1回
- 土の表面が乾いたら、株元にたっぷり水を
⚠️ ここが大事なところです。ペチュニアは、肥料と水をよく使う花(多肥を好む)と言われています。肥料が足りないと、花数が減ったり、葉の色がうすくなったりするそうです。
つまり——この基本をちゃんと続けながら、株が動き出すのを信じて待つ——これが正解だったと思います。
私は、その基本を続けながらも「足りないのかも」と思って、規定以上にあれこれ足してしまったのが反省点です。⚠️ 量や回数を増やしても、早く咲くわけではありません。パッケージに書かれた量と回数を守るのが、いちばんの近道だと思います。
⚠️ ただし、真夏の暑さで株が弱っているときは、肥料が負担になることもあると言われています。そのときは一時的に控えましょう。

早く元気になってほしくて、つい手が出てしまいました。基本を続けていればよかったんですね。
向かって左側しか咲かない

そして、いちばん心配だったのがこれです。7月16日ごろ、向かって左側にしか花が咲きませんでした。

右側にもつぼみはあるのに、咲かない。日当たりは一番いい東側なので、日照が足りないわけでもありません。
「左の株だけ弱ってしまっているのかな。植え付けるときに根を痛めてしまったかも。でも最初は元気に咲いていたのに……どうしたらいいか分からない」
そんな気持ちでした。ただ、つぼみらしきものはある。もう一息なんだけどな、とも思っていました。
原因は、正直なところはっきり分かっていません。思い当たるのは、こんなところです。
- 植え付けのとき、根を触りすぎたのかも(株によってダメージが違った?)
- 切り戻しからの回復に、株ごとの差が出た
- 水やりのムラで、片側だけ乾きやすかった
⚠️ どれも私の推測です。同じことが起きても、原因はケースによって違うと思います。
マグァンプDを追加した

つぼみはあるのに咲かない。それなら、後押しになればと思って、7月18日に、家にあったマグァンプDを土にまきました。
マグァンプDは、肥料のマグァンプKに、殺虫成分を加えたものです。
⚠️ 殺虫成分が入っているので、使える植物や回数が決まっています。パッケージの表で確かめたところ、ペチュニアは「花き類(かきるい=花を楽しむ植物)」に当たるので、使えます。
- 育っている株には、株元にばらまく(生育期)
- 量の目安は、8号鉢で約5g、65cmプランターで約15g
- ⚠️ 回数は5回以内。効果は約1か月続くので、続けてまかない
⚠️ これは私のパッケージの場合です。使うときは、必ずご自分のパッケージの表示を確かめてください。
⚠️ また、これが効いたのかどうかは、私には分かりません。そのあと梅雨が明けて気温が上がったので、単に季節が進んだだけかもしれません。
復活。植え付けたときより増し増しに

そして7月23日。気づけば、こんもり茂って、花もたくさん咲いていました。

いちばん驚いたのは、最初に植え付けたときより、株が大きく、花数も増えていたことです。
感覚としては、最初の満開のときより2回りほど大きく育った気がします。花数も、2倍ぐらい。
切り戻しは、いったん株を小さくする作業です。だから「減らす」イメージがありますが、実際は逆でした。切ったところの下から、新しい枝がいくつも伸びて、株全体がこんもり充実したのです。

切り戻しは「減らす」んじゃなくて「増やすための一手」。枝分かれがふえて、花のつく場所もふえるんだよ。
紫色の花も出てきた(品種の特徴でした)

もうひとつ、うれしい驚きがありました。白い八重の花のはずが、濃い紫の花が出てきたのです。
「これは何かの変化?」と思って調べたら、これは品種の特徴でした。
ジュリエット「モダンホワイト」は、
- 花色がくすみのある白・クリーム色・薄い紫の範囲で変化する
- 花脈(かみゃく=花びらのすじ)に沿って、紫のすじ(ベイン)が入る
- 気温によって花色が変わるのを楽しめる
——と言われています。うちの花は、最初は白に紫のすじがうっすらでしたが、今は濃い紫がはっきり出ています。
⚠️ 「なぜ今の時期に濃く出たのか」までは、はっきり分かりませんでした。ただ、色が変わるのは品種本来の魅力なので、心配はいらないようです。

異変かと思って焦りましたが、これがこの子の楽しみ方でした。
脇役たちも育っていた

主役のペチュニアだけでなく、斑入りハゴロモジャスミンも、しっかり伸びていました。

ディコンドラ(シルバーフォールズ)も、鉢のふちから垂れて、いい感じに。切り戻したときはリーフ(葉もの)も一緒に切ったので、こちらもちゃんと戻ってきてくれました。
ハゴロモジャスミンのために、ピックを買いに行った

ハゴロモジャスミンがぐんぐん伸びてきて、このつるを支えるものが必要になりました。
実は、寄せ植えに差していた最初のピックは、もともと別の場所(庭)に差すつもりで買ったものでした。「そろそろ、寄せ植え用を買わないとな」と思っていたところだったので、いよいよ、園芸店へ。

買ってきて、さっそく付け替えです。後ろのほうに花をよけて、ぐぐっと差し込み、伸びたハゴロモジャスミンを結びつけました。


これが、いい感じになりました。ピックの縦のラインが入ったことで、寄せ植え全体が引き締まって見えます。
最初のピックは、ブルーベリーの支柱に

さて、外した最初のピックをどこに差そうか。庭を見て回っていて目にとまったのが、実がたくさんついて、枝が垂れてきていたブルーベリーでした。
当ててみると、これがぴったり。支柱に使うつもりはなかったのですが、思いがけない場所で役に立ちました。
まとめ

- ペチュニアの寄せ植えは、思い切って切り戻しても、梅雨明けから2週間ほどでまた咲きそろうと言われています
- 私の寄せ植えは、植え付け時よりボリュームも花数も増えました
- ⚠️ 途中で片側しか咲かない時期がありました。原因ははっきり分かりませんが、基本の世話を続けていたら咲きました
- 切り戻したあとの基本は、直後は活力液だけ、1週間後から液肥を加えて1週間に1回。ペチュニアは肥料と水をよく使う花なので、何もせずに待っていても、たぶん咲きません
- ⚠️ 私は焦って規定以上に足してしまいましたが、量や回数を増やしても早くは咲きません。基本を続けながら信じて待つのが、いちばんの近道
- ジュリエット「モダンホワイト」の紫色の花は、品種の特徴(気温で花色が変わる)
- 切った直後は寂しくても、新しい枝がふえて、花のつく場所もふえる

切るときは勇気がいるけど、水と肥料をいつもどおり続けていれば、株はちゃんと応えてくれる。この鉢の変わりようが、何よりの証拠だね🌸
参考(出典)
- ペチュニアの育て方・栽培方法|みんなの趣味の園芸(NHK出版)
- ペチュニアの育て方|切り戻しや花がら摘みで長く咲かせるコツ|ハイポネックス
- ペチュニア(ジュリエット・シリーズ)の特徴や育て方|ビギナーズガーデン
- 虫を予防するマグァンプD|ハイポネックスジャパン
- サントリーフラワーズ|ペチュニアの育て方


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