植えてから1週間。毎日水やりしながら「ちゃんと育ってるかな?」と、そわそわしている方も多いのではないでしょうか。
植え付けの記事(前回)は、こちらをご覧ください→ミニトマト栽培①「あまたん」の植え付け

水やりさえしてれば、あとは勝手に実になってくれるんじゃないの?

それでも実はできるんだけど、このタイミングにちょっと手をかけてあげると、甘くてたくさん収穫できるようになるんだよ!
やることは3つだけ。「芽かき」「誘引」「受粉」です。どれも道具なしでできるものばかりなので、初めての方もこの記事を見ながら一緒にやってみてください。
作業前にチェック !植え付け1週間後の苗の状態

作業に入る前に、苗の様子を3つ確認しておきましょう。
① 根付いているか
根鉢の近くの茎を指でそっとつまんで、軽く揺らしてみます。グラグラしたり、根鉢と周りの土に隙間がありそうなら、まだ根が張りきっていないサインです。
根付くまでの間は、土の表面が乾いたらたっぷり水やりを続けましょう。少し動かしてもびくともしなければOKです。

② 葉の色・形がおかしくないか
葉に黒い点や茶色のシミが出ていたら、病気や害虫のサインかもしれません。そのまま広がる前に、気になる葉を取り除いて様子を見てみましょう。

③ 花が咲き始めているか
花が咲いて、芽や茎が伸びてきていれば、順調に育っているサインです。
反対に、花が咲かずに葉や茎ばかりが大きくなっているなら、肥料(特に窒素)が多すぎる可能性があります。また、葉と葉の間隔が広くなっている(間延びしている)場合は日照不足が考えられます。プランターなら日当たりのよい場所へ移動してあげましょう。

植え付け1週間後にやること3つ
美味しくてたくさんの実を楽しむために、お世話も頑張りましょう。どれも簡単です。タイミングだけは大切なので、逃さないようにしましょう。

1. 芽かき
葉の付け根から出てくる小さな芽を「脇芽(わきめ)」といいます。この脇芽を取り除く作業が「芽かき」です。
プランター栽培のミニトマトは、脇芽をそのまま伸ばすと栄養が分散して実が小さくなりがちです。毎日の水やりのついでに確認して、脇芽が出ていたら茎の根元を持って横にやさしく曲げると、ポキッと折れて取り除けます。清潔なハサミで切ってもOKです。


脇芽は小さいうちに取るのがコツだよ。大きくなってから取ると、傷口も大きくなって苗への負担も増えるんだ。
2. 誘引
支柱に茎を固定することを「誘引(ゆういん)」といいます。クリップやひもで留めるだけでOKです。
ポイントは少し余裕を持たせて固定すること。茎は成長とともに太くなるので、きつく縛ると食い込んでしまいます。また、時間が経つと茎の下の方が木のように固くなってきます。固くなってからでは曲げにくく折れることもあるので、やわらかいうちに早めに誘引しておきましょう。

3. 受粉
花が咲いていたら、受粉させてあげましょう。方法はとても簡単で、花がついている枝(花芽)を指でトントンと軽くたたくだけです。作業で花芽に触れた程度でも受粉できます。

これだけでいいの?なんか拍子抜けするくらい簡単!

計画通りじゃなくても大丈夫!

1本仕立てで育てるつもりだったのに、気づいたら脇芽がしっかり育っていて、2本仕立てになっていました。
「あ、やってしまった…」と思ったのですが、実はこれ、そんなに焦らなくて大丈夫です。
- 2本仕立て…収穫できる実の数が増える
- 1本仕立て…1つ1つの実が大きくなりやすい
どちらにもメリットがあるので、今年は数をたくさん収穫する方向でいくことにしました。

ミニトマトは多少うっかりしても、わりと元気に育ってくれるんだよ。最初から完璧にやろうとしなくて全然OK!
計画と違ってもなんとかなる。それがミニトマト栽培の楽しいところでもあります。

しかも、最初の花芽のすぐ下の葉から出た脇芽なので、勢いがあって良い芽です。農家さんも2本仕立てにする時は、ここから脇芽を出すことが多いそうです。
まとめ

- 作業前に「根付き・葉の状態・花の様子」の3つを確認しよう
- やることは「芽かき・誘引・受粉」の3つだけ
- 芽かきは早めが肝心。毎日の水やりのついでにチェックを
- 計画通りじゃなくても、ミニトマトはたくましく育ってくれる

毎朝確認するのが楽しくなってきました!
参考(出典)
- 【トマト】植え付け後1週間以内にコレやって!!初期生育で差を付ける!|楽農tech
- 【図解】トマト栽培総まとめ【理解しておきたい基礎を学ぼう】|科学的に楽しく自給自足ch
- トマト、ミニトマトの育て方・栽培方法|サカタのタネ
- 山田式家庭菜園教室 〜Dr.藤目改訂版〜 ミニトマト・中玉トマト|タキイ種苗株式会社
- 病害虫情報:植物防疫所|農林水産省


コメント