「明日こそ収穫しよう」——そう思って翌朝プランターをのぞくと、真っ赤ないちごにぽっかり穴。またやられました。
対策はしているのに、どうして。プランターの前で、思わず天を仰ぎました。
この記事は、超初心者の私が一季なりいちご「蜜香(みつか)」を脚付きプランターで育て、冬を越えて収穫するまでの記録です。今年も不作な上に虫にやられて、口にできたのはお弁当1回分と10数粒…という残念な結果と、受粉・追肥の反省もそのまま書きました。前回の植え付け・11月管理の続きです。

今年も不作、そのうえ脚付きにして実も浮かせてるのに、どうしてナメクジとダンゴムシは来るんだろう。
10月スタート——蜜香を脚付きプランターで

前回の植え付けの続きです。脚付きプランターに植えて、実も浮かせる対策をして冬へ。冬は雪が積もる日もありました(※雪の写真は、別のプランターで育てている女峰です)。


イチゴは(耐寒性ゾーン9bなら)寒さには強いので、雪は慌てずにすみました。霜には十分注意が必要です。
冬から春へ、やったこと

受粉(梵天)——ここをサボってしまった

いちごの受粉は開花後2〜4日が勝負。開花初日は花粉が出ず、5日を過ぎると変形果(へんけいか=形のいびつな実)が増えます。
⚠️ 私はこの受粉(梵天でめしべに花粉をつける作業)をサボりがちで…これが不作の一因だったと反省しています。
[耳かきを100円ショップで買ってきたのに、どこに置いたかわからず…ずっと受粉の機会を逃してしまいました。いくつか買って色んなところに置こうと思います。]
追肥——春の大事な時期に足りなかった

一季なりは春(2月下旬〜3月)の生育が再開する時期と、花が咲くころの追肥が肝心。
2月中旬にボカシ肥料を追肥しました。もみ殻とカルスNC-Rと硫安を肥料と一緒に混ぜて、土の上に撒き、上からバーク堆肥で覆いました。ふかふかの土で大きくなってほしいなと思って。
⚠️ ここが不足して、実が甘くなりきらなかったのかな、と思っています。液体肥料もあげたら良かったかな。
わき芽かき・葉かき——後でやらなければいけないと知った

わき芽かき
株の力を実に集めるための作業です。株元を見て、横から出てきた芽を取り除く必要があります。手で簡単に摘み取ることができます。
葉かき
下葉・弱い葉・実に影を作る葉を整理して、日当たりと風通しをUPさせる作業です。
⚠️ わき芽かきと葉かき、収穫期の最後に知りました。勉強不足です。
収穫——完熟は甘い、でも…

完熟したいちごは、とても甘い。でも、虫に食べられる前にと思って早採りすると甘くない——この板挟みが、毎年の悩みです。
きれいなイチゴを収穫できた時は、ガッツポーズです。貴重な数粒を家族で分けて、「コレ甘い!」「コッチはイマイチ」と、ワイワイ言いながら食べました。
そして、虫との攻防

我が家はナメクジとダンゴムシがとても多いんです。「明日収穫しよう」と思った翌朝、実に穴が。ときには中に虫がいることも…。脚付きプランターも実浮かせもしているのに、来る時は来るのです。

実際、私たちが食べられたのは20粒ほど。お弁当にも1回だけ入れることができました。
実は、四季なりの「エンジェルエイト」も育てていて、こちらは今も実が成り続けています。そして今朝も、ナメクジにやられていました…。いちごと虫の戦いは、品種を変えても季節を変えても続くようです。
使った薬と、悩んだこと


- ナメクジ → スラゴを株元に。スラゴはいちごに使えて、有機JAS適合の安全な薬。これは正解でした
- ダンゴムシ → サンケイデナポン5%ベイトをプランターの周りに。⚠️ ただしデナポンはいちごには適応(登録)がないので、食べるいちごの株元には使えません。周りに撒くにとどめました(適応外の作物に使うのはルール違反になります)
- 「ダンゴムシに、株元で安心して使える手がない…」と悩みました

薬を正しく使おうとすると、ダンゴムシは打つ手が限られる。これが今年の宿題です。
これから——来年こうする

- 受粉:開花2〜4日のうちに、まめに梵天(見つけられなくて諦める…ということがないように、いくつか買って色んなところに置いておきます)
- 追肥:春(2月下旬〜)にしっかり
- 虫:ペットボトルで実を囲う(今年やっていない新作戦)+こまめに見回って完熟を逃さない+スラゴ継続+乾燥と風通しを意識

まだ「エンジェルエイト」もあるし、ペットボトルで浮かせる方法やってみようかな?うまくいったら、翌シーズンの一季なりでも採用します!!
まとめ

- 受粉は開花2〜4日が勝負。サボると変形果・不作に
- 追肥は春(2月下旬〜)の生育期と開花期が大事
- ナメクジ=スラゴ(いちごOK)、ダンゴムシ=株元に使える薬がないので物理対策中心で
- 脚付き・実浮かせでも来るときは来る。次はペットボトル囲い+見回りで

失敗も立派な記録だよ。同じ庭でも、来年は違う景色が見えるはず。あせらず“ぼちぼち”ね🍓


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