オクラのくるくる巻いた葉には、ハマキムシが居ます

オクラのくるくる巻いた葉にはハマキムシが居ます オクラ
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オクラの葉が、くるくる巻いていませんか。

わたしの庭では、巻いていた葉には必ず虫が入っていました。ワタノメイガという蛾の幼虫で、ハマキムシとも呼ばれます。

今年で3年目。毎年やってきます。

この記事は、虫を見つけてから、脇芽に切り替えるまでの記録です。

この先、虫の写真が出てきます。苦手な方は気をつけてください。

ここまでの育て方は、こちらに書いています。→オクラの育て方②|植え付けから収穫まで(プランター栽培)

あいつが今年もやってきた

あいつが今年もやってきたの見出し画像

収穫が順調になってきた頃、葉の端がくるくる巻いてきました。

さくらっち
さくらっち

あいつが今年もやってきた。虫との戦いの始まりです。

巻いた葉を開いてみる

巻いたオクラの葉をハサミで切り取って広げると、中にワタノメイガの幼虫と黒いフンがいる

巻いている葉を切り取って、広げてみます。

中にいるのがワタノメイガの幼虫。通称ハマキムシです。緑色の細長い幼虫と、黒いフンが入っていました。

高知県の資料によると、オクラでの発生は7月頃から見られはじめ、8〜9月に多くなるそうです。わたしの庭も、ちょうどその通りでした。

わたしは直接触るのが苦手です。その度に、巻いている部分を葉っぱごと切り取って捨てていました。

でも、それを繰り返すとどうなるか。葉がどんどん減っていきました。

葉の上から薬で駆除できるのか

筒状に巻いたオクラの葉の中めがけて、スプレーを吹きかける

家にあった『ベニカナチュラルスプレー』を使いました。

筒になった葉の中めがけて、これでもか!というぐらい吹き付けました。

次の日、巻いた葉を開くと中でハマキムシが動かなくなっている

次の日、葉を開いてみました。

葉の中で、静かにご臨終。葉を切り取らずに済みました。

葉を残せるのは、プランターではありがたいです。株が小さいので、葉を1枚失うだけでも影響が大きいからです。

ただし、このあと調べて分かったことがあります。あとの「反省」で書きます。

新芽の黒いつぶつぶ、なんだろう

新芽の黒いつぶつぶ なんだろうの見出し画像

同じ頃、頂点の新芽に細かい黒いつぶつぶを見つけました。

黒いつぶつぶがついたオクラの新芽と、触ったら落ちて石の上に転がった新芽

触ってみたら、新芽はぽろっと落ちました。

多分、虫のフンだと思います。探してみましたが、主は見つかりませんでした。

新芽は毛が多くて、小さい虫が隠れやすいです。見つけられないまま、今も主は分かっていません。

さくらっち
さくらっち

犯人が分からないままなのが、いちばんもやもやします。

脇芽に切り替える(更新剪定)

脇芽に切り替える 更新剪定の見出し画像

葉がどんどん減って、てっぺんの芽の育ちも遅くなってきました。虫がいそうな感じで、芽が枯れたり、落ちたりしていました。

でも、茎の下のほうから脇芽(わきめ=葉のつけ根から出てくる新しい枝)が出ていました。

オクラの茎を脇芽の上でハサミで切り、脇芽だけを残した鉢

実は、脇芽が出てきたときから、こうなったときのことを考えていました。だから切らずに残していたんです。

8月5日、ちょうどいい感じに育っていた脇芽を残して、上の茎を切りました。切り戻し(きりもどし=伸びた茎を途中で切ること)です。

こうやって、古くなった茎を切って、新しい枝に交代させることを、更新剪定(こうしんせんてい)と呼びます。

さくらっち
さくらっち

まだまだ収穫したいですから。

切り戻す目安は、てっぺんの芽の育ちが遅くなってきたら。わたしはそう考えています。

毛虫も出てきた

毛虫も出てきたの見出し画像

もう虫はつけさせないぞ。そう意気込んでいた矢先、今度は毛虫を見つけました。

黄色いラインと黒い斑点。あとで調べたら、フタトガリコヤガの幼虫に似ていました。

直接かけたら、次の日に落ちた

オクラの葉にいる黄色いラインと黒い斑点の毛虫に、薬を直接吹きかける

ハマキムシと同じように、これでもか!というぐらい直接吹き付けました。

次の日、毛虫は葉から下にビロンと伸び、つつくともみ殻の上に落ちた

次の日、毛虫は葉っぱにくっついたまま、下にビロンと伸びていました。

棒でつつくと、ポトンと下に落ちました。

あとから調べて、反省した

適用表(てきようひょう=その薬をどの植物のどの虫に使えるか、メーカーが載せている一覧)を確かめて、気づきました。箱の裏や、メーカーのホームページで見られます。

『ベニカナチュラルスプレー』を使うとき、植物は確かめていました。オクラは「野菜類」というまとまりに入るので、そこは合っています。

でも、害虫のほうを見ていませんでした。

野菜類のところに並んでいたのは、アブラムシ類やハスモンヨトウなど。ケムシ類は果樹類と樹木類だけで、ハマキムシ類にいたっては、りんごにしか載っていません。

つまり毛虫も、ハマキムシも、オクラでは効き目が確かめられていない相手でした。

ここで、もうひとつ初めて知ったことがあります。

農薬を使う人が守らなければならないと決められているのは、この5つです。

  • どの植物に使うか
  • どのくらいの量を使うか
  • どのくらい薄めるか(希釈倍数)
  • いつ使うか
  • 何回まで使っていいか(総使用回数)

害虫の名前は、この中に入っていません。

だから、オクラに登録のある薬を、決められた使い方でハマキムシにかけても、決まりを破ったことにはなりません。保証されていないのは、効き目のほうでした。

うさぎ先生
うさぎ先生

適用表は「使っていいか」だけじゃなくて、「効くかどうか」も教えてくれるんだ。

わたしの庭では、次の日にどちらもいなくなりました。でも、薬が効いたのか、びしょびしょにかけられて息ができなくなっただけなのかは、やっぱり分かりません。

次からは、害虫の名前まで見ます。

脇芽が順調に伸びている

脇芽が順調に伸びているの見出し画像

切り替えた脇芽は、細いながら伸び始めました。

切り替えた脇芽が伸びてきたオクラに、予防で薬をまく

今度は守りたい。予防のために、薬を時々まいています。

効くかどうかは分かりません。それでも、こまめに株を見て回るきっかけにはなっています。

高知県の資料には、こう書かれていました。

葉を巻いてからでは薬剤散布しても薬液がかかりにくいので、できるだけ発生初期に防除を行う

オクラ ワタノメイガ|こうち農業ネット(高知県)

発生初期(はっせいしょき)というのは、虫が出はじめたころのこと。巻かれてからでは遅い、という意味です。

巻かれる前に見つける。今年学んだのは、そこでした。

わたしが使っているのは、これです。

天然由来の成分でできていて、収穫の直前まで使えます。使う回数にも決まりがありません。プランターで少しずつ育てているわたしには、そこがありがたいところです。

ただ、くり返しになりますが、オクラのハマキムシには登録がありません。効くかどうかは確かめられていない相手です。

薬を選ぶときは、育てている植物の名前と、退治したい虫の名前の両方を、箱の裏か適用表で確かめてください。登録の内容は見直されることがあるので、そのときどきの最新のものを見るのが確実です。

まとめ

オクラのくるくる巻いた葉にはハマキムシが居ますのまとめ
  • オクラの葉がくるくる巻いていたら、中にワタノメイガの幼虫(ハマキムシ)がいる
  • オクラでの発生は7月頃から。8〜9月に多くなる
  • 葉ごと切って捨てると、葉がどんどん減る
  • 脇芽は、こうなったときのために残しておく
  • 切り戻す目安は、てっぺんの芽の育ちが遅くなってきたら
  • 薬は、植物の名前だけでなく害虫の名前も適用表で確かめてから使う
  • 適用表の「作物名」に載っている植物に、決められた使い方で使うぶんには、法律の上では問題ない
  • でも「適用病害虫名」に虫の名前がなければ、効くかどうかは確かめられていない
  • 巻かれてからでは薬がかかりにくい。虫が出はじめたころに見つけるのがいちばん

ハマキムシとは3年目の付き合いです。毎年やってきますが、今年は少しだけうまく付き合えたと思います。

参考(出典)

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