ミニトマトを育てていて、ある日「あれ?途中の葉が黄色くなって、枯れてきている…」と気づいたことはありませんか。
しかも、上の新芽までクタンと元気がなくなってくると、「これって病気?ダメになっちゃう?」と不安になりますよね。
この記事は、超初心者の私が、ミニトマトの葉が枯れてきて「病気かな?」と疑ったけれど、手を打って経過を見ていたら、新芽が復活してきたという記録です。萎凋病や青枯病を疑いましたが、「たぶん水切れだったのかな」というのが、今の私の見立てです。
⚠️ さきにお断りしておきます。私は専門家ではなく、病気かどうかを確定させる「茎を切って断面を見る」検査もしていません。だからこれは「確定診断」ではなく、ひとつの体験談として読んでいただけたらうれしいです。

葉が枯れてくると、「もしかしてダメになる?」と心配でいっぱいになりました。
気づいたら、途中の葉が黄色く枯れていた

うちのミニトマトはプランター植えで、実がなりはじめている段階でした。そのころ、こんな流れで症状が進みました。

- 7月10日の収穫のあと、少しずつ黄色い葉が出はじめた
- 7月18日には、中段あたりの葉が黄色く枯れ、上の新芽までクタンと元気がなくなっていた

新芽の緑がうすくなるのは、一般に窒素(ちっそ=葉や茎を育てる栄養)が足りないサインとも言われています。
でも、気になったのは枯れている場所でした。
下葉が枯れてくるのは、よく聞く話です。古い葉から順に役目を終えていくのは、自然なこと。
でも、うちの株が黄色くなっていたのは、いちばん下ではなく、中段あたり。
「下からじゃなくて、途中から?」——そこで、頭をよぎったのが病気のことでした。
萎凋病と青枯病を疑った
トマトの葉が枯れる代表的な病気に、萎凋病(いちょうびょう)と青枯病(あおがれびょう)があると言われています。どちらも、土の中の菌や細菌が原因で、土を通じてうつる(土壌伝染)とされています。
萎凋病(カビが原因)
- 株の片側だけの下葉が黄色くなって萎れ始めると言われています
- 夜になると回復し、日中にまた萎れる、をくり返しながら、徐々に上の葉へ進むとされています
青枯病(細菌が原因)
- 晴れた日の日中に、先端の葉からシナッと萎れる。進行が早く、数日で株全体が茶色くなって枯れてしまうと言われています
- 初期は夜や曇りの日に回復することもあるそうです
確実に見分ける方法(私はやっていません)
調べて分かったのは、茎を切って断面を見るのが確かめ方だということです。
- 地面に近い茎を切ると、中の繊維(すじ)が茶色くなっていたり、切り口から乳白色の液がにじみ出たりすると、病気の可能性が高いと言われています
- 切った茎をコップの水につけて、白っぽい液がモヤモヤ出てくるなら青枯病、何も出なければ水不足などと区別できる、とされています
⚠️ 私はこの断面チェックをしていないので、病気だとも、病気でないとも、はっきりは分かっていません。ただ、あとで書く理由で「病気ではなさそう」と思っています。

青枯病や萎凋病は、土を通じて他の株にもうつることがある。もし病気がはっきりしたら、その株は早めに抜いて処分するのが基本だよ。
18日にやったこと(追肥・葉かき・増し土)

病気を疑いながらも、何もしないわけにはいきません。7月18日、株を抜いて処分する前に、できることをやってみようと考えて、次の3つの手入れをしました。
① 肥料・活力剤をあげた

使ったのは、写真の左から順に、この5つです。
- マイガーデン 花・野菜用(肥料)
- アヅミン(腐植酸=土の力を高める資材)
- リキダス顆粒(活力剤)
- エックスエナジー ロング(活力剤)
- ニームペレット(虫よけと土づくり)
⚠️ 肥料だけは、規定の半分に抑えました。弱っている株に、いつもどおりの量をあげるのが不安だったからです。ほかの資材は規定量どおりです。
この鉢は15L。入れた量は、だいたいこのくらいでした。
| 資材 | 規定量 | 入れた量 |
|---|---|---|
| マイガーデン(肥料) | 65cmプランター12Lで40〜50g | 約20g (軽く一握り) |
| アヅミン | 1㎡あたり100〜200g | 約30g (軽く一握り) |
| リキダス顆粒 | 土1Lあたり3〜5g (15Lで45〜75g) | 約45g (一握り) |
| エックスエナジー ロング | 10号鉢(約8L)で8〜16g | 約25g (軽く一握り) |
| ニームペレット | 65型プランターで120g | 約150g (3〜4握り) |
⚠️ 正直に書くと、きっちり量ってはいません。「軽く一握り」くらいの感覚です。使うときは、それぞれのパッケージの表示を確かめてくださいね。
② 収穫が終わった下のほうの葉を、葉かきした

実を収穫し終えた下の葉は、もう役目を終えています。取り除くことで、葉を減らして、栄養と水を上のほうに届けたいと思いました。あわせて、株元の風通しもよくなります。
💡 葉かきは、ハサミを使わず手で折ります。ハサミだと切り口から病気が入ることがあるそうですが、手で折れば、その心配がありません。
③ カルス堆肥を、表面に5cmほど増し土した

カルスで雑草の残りかすを堆肥にしたものを、表面に5cmほど足しました。
いちばんの理由は、気根(きこん=茎から出てくる根)を土に埋めて、根を張らせたかったからです。
トマトは、茎の途中からポツポツと小さな根が出てきます。そのまま空気中にあっても伸びませんが、土に埋めてあげると、そこから根が張ると言われています。根が増えれば、水や栄養を吸う力も上がるはず——そう考えました。
資材を先に土にまぜてから、その上に堆肥を足しています。
⚠️ ここは正直に書いておきます。この日に3つを同時にやっているので、あとで回復したとしても「どれが効いたのか」は、私にははっきり分かりません。でも、少なくとも「株を抜いて処分」はせず、様子を見る選択をしました。

慌てて抜かなくてよかった、というのが正直な気持ちです。
たぶん、水切れだった(私の見立て)

経過を見ていたら、7月21日には、上の新芽がぐんと伸びて、少し背も伸び、花も明らかに大きく咲いていました。(ただ、いちばん元気だったころほどの大きさではありません。)

これを見て、「病気ではないのかも」と思いました。理由はこうです。
- 青枯病は進行が早く、数日で株全体が枯れてしまうと言われています。でもうちの株は、逆に新芽が復活して、花まで大きくなった。この違いは大きいと思います
- 萎凋病も、基本は徐々に上の葉へ進んで枯れていくとされています。新芽が元気になるのは、方向が逆です
一方で、高温期の水切れや高温障害でも、下の葉から黄色くなって萎れることがあると言われています。特に、日中は元気でも夕方に萎れる場合は、水切れのサインとされています。
この夏は猛暑日が続いていました。実をたくさんつけているミニトマトは水をぐんぐん吸いますから、さすがに水が追いつかず、株がいちばん弱っていた葉を切り捨てるように枯らしたのかも——というのが、私の見立てです。(もちろん、18日の葉かきや増し土で株が楽になった可能性もあります。)

病気だと思ってビクビクしていましたが、新芽が復活してほっと一安心。もしかして水が足りていなかっただけかもしれません。
その後、7月25日に液体のリキダスをあげました
「病気ではなさそう」と思えたので、7月25日は、液体タイプのリキダス(活力剤)だけをあげました。
この日の最高気温は、35℃をはるかに超える猛暑日。肥料をあげるより、まず株の回復を助けるほうがいいと思ったからです。(暑さで弱っている株に肥料を足すと、かえって負担になることもあると言われています。)
水やりは、暑くなる前の朝の涼しい時間に。たっぷり水をあげて、あわせてリキダスをまきました。
⚠️ リキダスは肥料ではなく活力剤(かつりょくざい=植物の元気を助けるもの)です。栄養を足すものではないので、肥料の代わりにはなりません。使うときは、パッケージの表示に従ってくださいね。

暑さで弱っているときは、肥料でグイグイ押すより、活力剤で回復を助けるほうが合っていることもあるよ。
これからの水やりで気をつけること

今回のことで、これから気をつけようと思ったことです。
- 猛暑日は、朝だけでは足りないことも。土の乾き具合を見て、夕方にもあげる
- 水やりは、涼しい朝早くか、日が落ちた夕方に。日中の暑い時間は避ける
- 回復して元気に成長し始めたら、週1回の液肥と活力液を再開
- 葉が黄色くなるのは、病気だけでなく老化・肥料切れ・高温でも起きるとのこと。⚠️ 下葉が少し黄色くなるくらいは自然なことですが、中段から上が黄色くなるときは、いちど立ち止まって様子を見るようにしています
- ⚠️ ただし、晴れた日の日中に先端からシナッと萎れ、夜になっても戻らない、を数日くり返すときは、病気を疑って茎の断面を確認。病気らしければ、他にうつらないうちに株ごと抜いて処分しましょう
まとめ

- ミニトマトの葉が枯れる原因は、病気(萎凋病・青枯病)だけでなく、水切れ・高温・肥料切れ・老化などいろいろあると言われています
- 回復して新しい花がついたなら、土壌伝染の病気ではなさそう(青枯病・萎凋病は進行して枯れていくため)
- 日中は元気なのに夕方に萎れるなら、水切れのサイン。涼しい時間にたっぷり水を
- 確実な見分け方は、茎を切って断面(茶色・白い汁)を見ること。心配なときはこれで確認
- ⚠️ 弱った株に手を打つときは、規定量より控えめに。私は8割、固形は半量にしました
- 私のケースは、新芽が復活したので「たぶん水切れ」と見ています(断面は確認していないので、あくまで見立てです)

葉が枯れるとすぐ「病気だ!」と思いがちだけど、まずは落ち着いて経過を見ること。回復するなら、それが何よりの答えだよ。
参考(出典)
- 【トマト青枯病】有効な防除対策と病害の見分け方を解説|minorasu
- トマトが病害に!萎凋病?青枯病?見分け方を教えて|yuime
- 青枯病|症状の見分け方・発生原因と防除方法|やまむファーム
- 【トマトの高温障害】症状・対策を解説|minorasu
- トマトが急にしおれる時の復活方法と原因|森のいと


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