ミニトマト栽培③ 実ができ始めてから初収穫まで(初めてでも安心ガイド)

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「ミニトマトの実がふくらんできたけれど、肥料ってあげたほうがいいの?」「いつ、どうやって収穫すればいいんだろう?」——実がつきはじめると、うれしい反面、次の手入れに迷いますよね。

実はこの時期は、追肥(ついひ=育てている途中であげる肥料)と収穫のちょっとしたコツさえおさえれば、初心者でも甘い実を楽しめます。

この記事では、庭づくり超初心者の私が、4月29日に植えたミニトマト「あまたん」が、6月25日に初収穫をむかえるまでにやったこと(追肥・収穫・日々の観察)を、やさしくまとめました。「元肥(もとごえ=植える前に土に混ぜる肥料)が多すぎた…」という、私の正直な失敗談もあわせて紹介します。暖かい地域(ゾーン9b)での管理です。

さくらっち
さくらっち

正直に言うと…元肥を入れすぎて、葉っぱが外にクルンとそり返ってしまったんです。追肥していいのか、すごく迷いました。

🍅 ミニトマト栽培シリーズ(あまたん)全3回
植え付け(苗選び・植え方)
植え付け1週間後(芽かき・誘引・受粉)
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追肥(ついひ)をする

追肥(ついひ)をする

追肥とは?

追肥は、苗を植えたあとに、育ちを助けるためにあげる肥料です。実をつける野菜で「今、効いてほしい」というときは、液体肥料(液肥)が便利です。

  • あげるとすぐ効く
  • 使われなかった分は水やりで流れ、土に余分が残りにくい

⚠️ 肥料は「多ければいい」ものではありません。濃すぎ・多すぎは、肥料焼け(肥料が濃すぎて根がいたむこと)や、葉ばかり茂って実つきが悪くなる原因になります。

追肥を始めるタイミング

  • 目安は、1段目(最初の房)の実がピンポン玉くらいになったころ(植え付けからおよそ1か月後)です。
  • ⚠️ ただし、葉が茂りすぎていたり、茎が太く色が濃いときは「肥料が効きすぎ」のサイン。このときは追肥をいったん見送ります。
  • その後は、2週間に1回ほど(液肥なら1週間に1回が目安)。実を甘くしたい時期は、リン酸・カリウムが多めの肥料が向いています。

使用例(液肥の薄め方)

液体肥料をあげる時は、「水やりのうちの1回を液体肥料に置き換える」という考え方で大丈夫です。

トマト1株当たり、3日間で3L(実が付き始めると+0.5~1L)の水が必要です。毎日1回あげる場合は1Lの液体肥料をあげましょう。

※今回の私は、あとで書くとおり元肥が多すぎたので、追肥はしていません。一般的な希釈比率例として紹介します。うすめる倍率は、必ず製品の表示を確認してください。

液体肥料と活力液の希釈の目安
  • ハイポネックス原液(肥料)… 500倍(作りやすい量:水5Lにキャップ半分=約10ml)。実の時期は1週間に1回が目安。
  • リキダス(活力剤)… 100倍(作りやすい量:水2Lにキャップ1杯=約20ml)。1週間に1回。
    ⚠️ リキダスは肥料ではなく活力剤(植物の元気を助けるもの)です。これだけでは肥料が足りないので、肥料(ハイポネックスなど)とは別に考えます(一緒に使うこともできます)。

肥料が多い/足りないは「株のようす」でわかる

ミニトマトの実の付き方が渋滞した状態
ミニトマトの葉の様子。葉がゴツゴツして外側にクルンと丸まっている
茎がゴツゴツして太く、気根も生えている
  • 多いサイン:先のほうの新しい葉が外側にそり返って巻く/葉の色が濃い/茎が太い/気根(きこん=土のない所に出る根)が出る
  • 足りないサイン:下のほうの葉が黄色っぽくなる/全体に元気がない

多そうなら追肥はストップ、足りなそうなら回数を増やします。

うさぎ先生
うさぎ先生

迷ったら株ぜんたいを見てね。先の葉がそり返って茎も太いなら「お腹いっぱい」、下葉が黄色いなら「おかわり」のサインだよ。

収穫のやり方

収穫のやり方

清潔なハサミで、萼(がく=実のヘタの部分)のすぐ上を切り取ります。房ごと取るときは、主軸の近くの根元で切ってもOKです。手でもぎ取るのが、いちばん早くて道具いらず。お子さんと一緒に楽しむのもいいですね。萼が外れてしまっても、気にしなくて大丈夫です。

ミニトマトの萼のすぐ上をハサミで切って収穫

【実践】「あまたん」の実ができてから初収穫まで

【実践】実ができてから初収穫まで

元肥が、とにかく多すぎた

「元肥が多いときは、水やりを控えめにして、葉かき(茎の根元で葉を切って数を減らすこと)をするといい」——そんな情報を、育て方動画などで見ていました。でも、その勇気が出ませんでした。

  • 水を控えたら枯れてしまうのでは…と思い、ふつうの量(朝たっぷり・夕方軽め)をあげていた
  • 葉を減らすと実が赤くならないかも…と思い、葉かきもできなかった

その結果、株にはこんなサインが出ました。

肥料が効きすぎて葉が外にそり返ったミニトマトの苗
茎がゴツゴツして太く、気根が出ているミニトマトの苗
  • 先のほうの葉が外側にそり返って巻いた
  • 茎が太く、下のほうから気根(きこん=土のない所に出てくる根)も出ている
  • 最初にできた房で、実の「大渋滞」が起きている

あとで調べると、これはまさに「生育のはじめに肥料が効きすぎた」サインでした。

私がやってみたこと(追肥なし)

ミニトマトの房の中で実が渋滞していたので、赤くなった実から収穫

肥料が効きすぎている状態だったので、追肥は一切せず、最初の房の実を収穫することにしました。渋滞している実を間引く勇気もなかったので、「赤くなった実から順にとる」作戦です。

※あとで知ったのですが、草勢(そうせい=株の勢い)が強いときは、追肥を見送るのがセオリーでした。こわくて何もしなかったのが、結果的に正解だったようです。

「あまたん」は甘い

初めての収穫は6個。1つ味見して「甘い!!」と分かってから、残りを収穫しました。赤くなる前に落ちてしまった1つは硬くて食べられず、置いておくと赤くなるのか、いまも観察中です。

今後の予定

1房目の実を取り終えるころに、下の葉を減らして、追肥が必要かどうかを確かめる予定です。

さくらっち
さくらっち

こわくて何もできなかったけれど、それが正解だったみたい。次は少し勇気を出して、葉かきにも挑戦します。

よくある質問(FAQ)

よくある質問(FAQ)

Q. 追肥はいつから始めればいいですか?

1段目の実がピンポン玉くらいになったころ(植え付けから約1か月後)が目安です。ただし、葉が茂りすぎていたり茎が太いときは「効きすぎ」のサインなので、見送って大丈夫です。

Q. 実がなかなか赤くなりません。

気温と日当たりで色づきは進みます。あせらず、赤くなったものから順にとっていけば大丈夫です。赤くなる前に落ちた実は、硬いことが多いです。

Q. 先のほうの葉が外にそり返るのはなぜ?

生育のはじめに肥料が効きすぎたときのサインのことがあります。茎の太さや葉の色の濃さもあわせて見て、「多そうだな」と思ったら追肥を控えましょう。

Q. 結局、どう育てれば失敗しませんか?

  • 追肥は1段目の実がピンポン玉大になってから(茂りすぎなら見送る)
  • 株を見て量を調整(先の葉がそり返る・茎が太い=多い/下葉が黄色=少ない)
  • 収穫は萼のすぐ上をハサミで、または手でもぐ
  • 赤くなった実から順番に。この4つを覚えておけば、初収穫までたどりつけます。

まとめ

まとめ
  • 追肥は、1段目の実がピンポン玉大になってからが目安。ただし葉が茂りすぎ・茎が太いときは見送る
  • 肥料が多い/少ないは「株のようす」で判断(先の葉がそり返る・茎が太い=多い/下葉が黄色=少ない)
  • 収穫は萼のすぐ上をハサミで。手でもいでもOK。赤くなった実から順番に
  • 元肥が多めでも、あせらず観察すれば、ちゃんと甘い実は採れる
うさぎ先生
うさぎ先生

「失敗かな?」と思っても、よく見て手を入れれば、ちゃんと実りはやってくる。あせらず“ぼちぼち”いこう。

参考(出典)

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