種から育てたクリスマスローズの苗が、7鉢あります。どれも、まだ花が咲いたことのない小さい苗です。
10月18日に、この7鉢を植え替えました。スリット鉢(すりっとばち:側面と底に切れ込みが入った鉢)から抜いて、根の量を見ながら次の鉢の大きさを決めています。
種をまいたのは、2024年10月ごろです。2025年3月14日に発芽し、5月に一度植え替えました。それからは、4号と4号ロングのスリット鉢で育てていました。
今回は、横山園芸さんのYouTubeを参考に、土を配合しました。元気がない苗は、虫が入っていないか気になっていました。抜いてみると、根を食べられた様子はありませんでした。
小さい苗の植え替えで、鉢の大きさに迷っている方の参考になれば嬉しいです。

根の量に合わせて、鉢の大きさを決めるのに悩みました
植え替えとは(時期と目的)

クリスマスローズの植え替えの適期は、10月から12月とされています。10月から翌年3月までなら、植え替えができます。
鉢植えは生育が盛んなので、毎年二回り大きな鉢に植え替えるとよいとされています。
我が家では、根の量を見て、鉢の大きさを株ごとに決めました。大きくした株も、同じ大きさのままの株も、小さくした株もあります。
植え替えのやり方(用意するものと手順)

用意するもの
鉢は、兼弥産業の『スリットポット』を3種類使いました。号数(ごうすう)は鉢の大きさを表す数字で、大きいほど大きい鉢です。ロングは、同じ口径で高さのある鉢です。
| 鉢 | 口径×底径×高さ | 容量 |
|---|---|---|
| 4号 | 12.0×8.0×10.0cm | 約0.6L |
| 4号ロング | 12.0×9.2×13.6cm | 約1.3L |
| 5号ロング | 15.0×11.8×17.0cm | 約1.9L |
4号と4号ロングは、口径が同じ12cmです。高さが3.6cm違うだけで、入る土の量は倍ほどになります。


土は、中粒の硬質(こうしつ:粒がくずれにくいもの)赤玉土、中粒の硬質鹿沼土、『花ちゃん培養土』を5杯ずつ(1:1:1)。全部で約10Lです。混ぜにくいので、一度トレイに出して、よく混ぜました。
水は、全体の1割(10Lに約1L)を目安にしていました。花ちゃん培養土がしっとりしていたので、実際は約850mlです。赤玉土や鹿沼土の細かい粉も馴染んで、植えやすそうな土になりました。
元肥(もとごえ:植えるときに土に混ぜておく肥料)は、『マグァンプK』中粒を混ぜました。混ぜる量は、袋の表示で確かめられます。
道具は、園芸グローブ、園芸トレイ、バケツ、土すくい、菜箸、ハサミです。






手順
植え替えの日の朝は、水やりをしませんでした。土を乾かしておくと、作業がしやすいからです。
1. 鉢から出す
雑草や虫は取り除きます。根元を押さえて、鉢ごとひっくり返して出します。
2. 鉢を決めて、土を半分入れる
根の量を見て、植える鉢を決めます。鉢の半分まで土を入れます。
3. 根のすき間に土を入れる
菜箸などを、いろんな方向から斜めに挿します。挿してグリグリすると、土が入っていきます。
4. 土を足す
段がついている手前まで入れます。足したあとは、グリグリしません。新芽は隠さないように気をつけます。
気をつけたいのは、根と根のすき間に土を入れることです。根が空洞の中にあると、乾燥して枯れてしまいます。




秋に手に入れた株は、根をほぐして、古い土と傷んだ根を取り除くとされています。我が家の苗は、根がぐるぐるに固く巻いた状態ではなく、勝手にほぐれてくれました。土は、ほとんど落としています。

冬から春に手に入れた株は、根を傷めないように、軽くほぐすくらいにしておこうね。
【実践】根の量を見て鉢を決めた

8鉢育てていましたが、夏に1つ枯れました。抜いた土は、乾いたもの、濡れたもの、湿ったものと、根の量によってさまざまです。根がないと、土が乾きにくいようでした。

8鉢の根の様子
① しっかり根鉢(ねばち:根と土が鉢の形のままかたまったもの)ができていました。4号から5号ロングへ。
② 根鉢ができていました。4号ロングのまま。
③ 新しい白い根が見えました。4号ロングのまま。
④ 一番大きい株で、葉が5枚ぐらいあります。しっかり根鉢ができていて、太くて白い根が、意外と短くたくさん出ていました。4号ロングから5号ロングへ。ポット苗を買った方にも、参考になるかもしれません。
⑤ 葉が少なく、元気がない株です。根は意外とありました。4号ロングから4号へ。
⑥ 新芽が勢いよく出ている株で、短い根がたくさん出ていました。4号から4号ロングへ。
⑦ 葉が虫に食べられていた株です。長い根が1本伸びて、枝分かれしていました。ひょろひょろなのに根が細く長かったので、4号にするつもりが、4号ロングにしました。
⑧ 夏に枯れた株で、根も残っていませんでした。この鉢は処分しました。








7鉢の内訳
| 植え替え前 → 後 | 鉢の数 |
|---|---|
| 4号 → 5号ロング | 1 |
| 4号ロング → 5号ロング | 1 |
| 4号 → 4号ロング | 1 |
| 4号ロングのまま | 3 |
| 4号ロング → 4号 | 1 |
出てきた虫と、まいた薬
ほぼすべての鉢から、何かしら虫が出てきました。ダンゴムシ、ワラジムシ、アオムシ、ミミズ、しましまの虫です。アリがいたのは1鉢でした。
葉が食べられていたのは、アオムシが出てきた⑦だけです。
植え替えたあとは、株元(かぶもと:株の根元)に『GFオルトラン』を規定量まきました。花き類(かき:観賞用の花のなかま)で、アブラムシ類やヨトウムシ類などに登録がある薬です。全ての虫に効くわけではありませんが、薬の力も適度に借りて守りたいです。

植え替えたあと

植え替えたあとは、水やりをしました。

使い終わった土は、クレマチスの枯れ枝などと一緒に、カルス処理(微生物の資材『カルスNC-R』で、土を作り直すこと)をしています。くわしくは、別の記事に書く予定です。

植え替えのあとの管理とよくある質問

置き場所と水やり
鉢植えは、10月から4月ごろまで日当たりのよい場所、5月から9月ごろは明るい半日陰(はんひかげ:1日のうち、数時間だけ日が当たる場所)がよいとされています。夏の暑さと乾燥に弱く、真夏の直射日光で葉が傷むこともあります。
我が家では、植え替えたあとも、置き場所は前と同じです。朝日があたって、大きな鉢植えが周りを囲んでいます。
水やりは、10月から5月は、鉢土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷり。6月から9月は、やや乾かし気味がよいとされています。
よくある質問
Q. 毎年、二回り大きな鉢にしないといけないの?
A. 一般的には、毎年二回り大きな鉢がよいとされています。我が家では根の量を見て、同じ大きさのままや、小さくした株もあります。
Q. 肥料はいつ?
A. 鉢植えは、10月・12月・2月に緩効性肥料(かんこうせいひりょう:ゆっくり長く効く肥料)、10月から4月は液体肥料を月に2〜3回とされています。我が家では、植え替えのときに元肥を混ぜました。
Q. 花はいつ咲く?
A. 咲くなら、12月から3月ごろと思っています。我が家の苗は、まだ咲いたことがありません。
まとめ

種から育てたクリスマスローズ7鉢を、根の量を見ながら植え替えました。根鉢ができていた株は大きな鉢へ、根の少ない株は小さな鉢へ。同じ年にまいた種でも、根の様子は株ごとに違いました。
鉢の大きさが合っていたか、これから育ち方を見ていきます。つぼみがあれば、12月には写真が撮れそうです。
参考(出典)
- クリスマスローズの育て方・栽培方法|植物図鑑|みんなの趣味の園芸(NHK出版)
- スリットポット|兼弥産業
- 農薬登録情報提供システム(登録番号21789)|農林水産省
- 農産園芸:クリスマスローズ|三重県
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大きい株の植え替えや、このあとの季節の手入れは、こちらに書いています。



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